イーロン・マスク氏は、Grok 4.7を10日後に一般公開すると表明した。現時点で利用可能なすべてのAIモデルを上回る水準に達するとも語った。
このリリースは、スペースXAIが8月12日に送信したGrok 4.6に続くものである。オープンAIも新型Astraモデルを近日中に公開すると発表している。
SpaceXデータがGrok 4.7の中核となる
マスク氏は複数の投稿でその根拠を強調してきた。同氏は8月中旬、初期トレーニングが完了し、スペースX社のデータを追加学習を通じて反映させていると述べた。
同氏はさらに、アーキテクチャーについて説明した。Grok 4.7は2兆1000億パラメータ規模に拡張し、Grok 4.6の1兆5000億パラメータから増加している。規模は大きくなったものの、トークンの効率性が向上し、動作はやや遅くなるとした。
また、今後競争相手になると見込む企業についても言及した。
「Grok 4.7は現時点のすべてのモデルを上回る。ただしAnthropicも優れた企業であり、近く改良モデルを発表する可能性が高い。一方、スペースXのトレーニングデータは非常に優秀かつ独自性が高く、Grok 4.7が現実のエンジニアリング分野で他モデルを上回るのは間違いないだろう」同氏の投稿より
新モデル投入のペースは加速している。スペースXAIは7月にGrok 4.5を公開し、8月12日にGrok 4.6を投入した。
Grok 4.6 ベンチマークが基準示す
Grok 4.6は前バージョンGrok 4.5を基礎に開発された。企業側は、「長時間稼働するエージェントや、より野心的な対話型・ビジュアル作業」に特化したと説明している。
公表された数値によれば、このモデルはAAインテリジェンス指数で61を記録し、GPT-5.6 Sol Maxと同水準。Claude Fable 5 Maxの62には及ばなかった。Grok 4.5は56だった。
Grok 4.6はGDPVal-AA v2で1753を記録。一方、Terminal-Bench v3.0は26%にとどまり、GPT-5.6 Sol Maxの34.6%には届かなかった。
Grok 4.5も同様の傾向を示した。Artificial AnalysisのAutomationBench-AAでは51.4%でトップ。タスク単価は0.34ドルとのベンチマークだった。ただし、ガードレール違反はタスクあたり0.63件発生し、Claude Opus 4.8の0.55を上回った。
マスク氏は今回、具体的な公開日程を示した。スペースXAIが第三者評価を公表するかどうかが、同氏のエンジニアリング面の主張の広がりを左右することになる。
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