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アーサーヘイズ氏、ファイルコイン(FIL)が100ドルに到達するとの強気予想示す

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BitMEXのアーサー・ヘイズ元CEOは23日、分散型ストレージシステムを提供するファイルコイン(FIL)が100ドルに到達すると強気の見解を示した。

ヘイズ氏は「ブル市場へようこそ」と強気市場が始まっていることを示唆し、AI関連銘柄に期待を示すとともにファイルコインが100ドルに相当すると発言した。

ヘイズ氏は23年の9月時点で、FIL価格が最高値から下落している23年9月時点でも利用者が多い点を投資の根拠として提示していた。同氏はまた、ファイルコインがAWSが市場をリードする中心的な解決策である一方で、エンドユーザーがデータの分散化の利点を価値あるものと認識すれば、分散型ストレージ市場に成長の余地があると指摘。さらにヘイズ氏はFilecoinのプラットフォームであるSeal Storageへの投資を公表。CERNのアトラスプロジェクトデータを管理しているこのプラットフォームには実際の顧客がおり、その効用は確かだと述べていた。

アナリストらもテクニカル視点からFILに強気

当社ニュース部門の最高責任者アリ・マーチン氏は20日の分析で、ファイルコインは3日間のチャートで平行チャネル内で取引されている。チャネルの上限である8.50ドルのレジスタンスに注意すべきとした。一方でレジスタンスを突破すると、FIL価格は強気になり、25.50ドルに達する可能性があると述べた

CryptoBullet氏も同日、ファイルコインの週間チャートを引き合いに、650日間の蓄積期間があると指摘。ブレイクアウトの際には大幅な価格上昇が見込めるとし、同様の見解を示した。

テクニカルアナリストのアシシュ・ゴータム氏はこのほどの分析で、ファイルコインの価格が20ドルに達する可能性について言及。FILは大きな価格変動に備え、週足チャートが強気を示しているため、近日中に200%の価格上昇が見込まれると主張。短期目標価格は10ドルから20ドルで、長期では50ドルから200ドルに設定されるとした。ファイルコインとソラナ(SOL)は17日、分散型データストレージのインフラを強化を目的とした提携を発表していた

ファイルコインとは?

ファイルコインはユーザー同士でストレージの貸し借りを行う分散型ストレージシステム。ファイルコインではIPFSと呼ばれる中央管理者がいない分散型のストレージシステムを採用。IPFSは、世界中のデバイスからストレージが保存可能な場所を見つけて、P2Pの分散ストレージを提供するという仕組みを採用する。Filecoinは分散型ストレージを採用しているため、データセンターのようにデータを一つの場所に集約する必要がない。そのため、高速であり、ハッキング等に対しても強いシステムを提供する。

ファイルコインは24年注目の領域としてあげられているDePIN(分散型物的インフラストラクチャーネットワーク)プロジェクトの1つである。ファイルコインの公式メディア「Filecoin TL;DR」が2日に発表した年間レポートによれば、ファイルコインは分散型ストレージ市場において全プロトコルにわたる総データの99%を占める。さらに、23年末には、ファイルコインに保存されたデータ量が3.8倍に増加し、1,800PiBに達した。暗号資産リサーチ会社メサーリによると、DePIN分野の市場規模は今後4年間で3.5兆ドルに達する見込みで、今後10年で10兆ドルのGDP効果をもたらす

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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