北海道警察は29日、巨額の暗号資産詐欺が連続発生し、警戒を強めている。2人で1億5900万円あまりの被害となっており、注意喚起したい意向だ。
被害者の2人はともに40代の女性で、インターネットを介して知り合った男から、暗号資産投資についての話を持ちかけられているという手口が酷似しているため、同一詐欺グループの犯行と見られる。
マッチングアプリ、LINE、SNS利用など手口が酷似
帯広市在住の40代女性は、マッチングアプリを通じて知り合ったイギリス出身の日本人の男を名乗る人物と知り合い、LINEなどでやり取りを始めた。オンラインで交際する中で「暗号資産はすぐに資産が増える」などと投資に勧誘され、ネットバンキングの指定された口座に、3月下旬から14回に渡り、合わせて5900万円を振り込んだという。ネットバンクの口座が自身のアカウントだと信じ込まされたため、詐欺に気づかなかったという。
札幌市在住の40代女性は、SNSのフェイスブックで投資の広告から暗号資産投資に興味を持ち、投資家と名乗る男とLINEのグループチャットでやりとりをするようになったという。帯広市の被害者と同様、「今、暗号資産投資は黄金期だ」などと勧誘され、27日までに18回にわたり、1億円余を指定口座に振り込んだという。
1億円超の投資詐欺被害は道内で過去最高の被害額だという。
有名人のAIフェイク動画を使った詐欺広告がSNSで社会問題に
2024年に入ってから、フェイスブックやYouTubeなどのSNSにおいて、実業家の堀江貴文氏や前澤友作氏、ジャーナリストの池上彰氏ら有名人の偽動画を生成AIを使った広告詐欺の被害が相次いでいる。
実業家の前澤友作氏は15日、「名前や肖像を無断で使用した広告の掲載として、アメリカのメタ社と、メタの日本法人に対し、広告の掲載停止と損害賠償を求めて提訴した。
Meta社及びFacebook… pic.twitter.com/J1N9xYftqY
— 前澤友作 (@yousuck2020) May 15, 2024
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