ハイパーリキッド(HYPE)は木曜日に過去最高値となる84.80ドルを記録した。7日間で2度目の過去最高値更新となった。HYPEは本稿執筆時点で約84.07ドル付近で取引されており、きょうは4%近く上昇。時価総額は190億ドルに迫っている。
先週、77ドルの上値抵抗線を突破し、以降この水準が支持線となっている。週足と日足チャートともに、次の抵抗帯は92ドル付近に位置する。
自社トークン買い戻しと規制当局の承認が上昇の原動力
ハイパーリキッドは8月26日にAQAv2リザーブ利回りプログラムを稼働した。現在、67億4000万ドルのUSDC預入に対する費用調整後利回りの約90%が、HYPEの買い戻し原資となっている。
利回りが3%の場合、年間で約1億8200万ドル相当が追加される。この金額は、日額約276万ドルの現行収益に対して18%の上積みとなる。初回の分配は10月3日に実施予定。
もう一つの材料は規制対応。トランプ米大統領は8月20日、ハイパーリキッドが米国で近く利用可能となる可能性を示唆。CFTC(米商品先物取引委員会)はすでに適法な枠組みを検討しているという。
ウォール街では、現物型HYPEの上場投資信託(ETF)の資金流入が再びみられている。今月はHYPEが上位10銘柄の中で最も強い推移を記録している。
週足チャートで77ドル突破を確認
77ドルを突破した週足は約40%の上昇を記録した。今週はHYPEが76.75ドルまで下落して旧最高値を再確認し、再び反発した。
この上昇前には、価格が上昇トレンドラインに3度反発していた。3回目の接触は8月上旬で、0.618フィボナッチ水準の55.41ドルだった。
週足RSIは再び70を突破した。5月中旬に同水準を記録した際は、その後過去最高値まで約100%上昇した。同様の動きが再び起きれば、1.618フィボナッチ・エクステンションの111.93ドルが次の目標となる。他方で、出来高は1月水準を大きく下回っている。
過去最高値以降のHYPE価格予想
日足チャートでは8月19日にスーパートレンドが強気シグナルへ転換。HYPEが68ドルを維持する間はこの傾向が続く。
8月21日から25日のブレイクアウト期間に出来高が拡大した。8月12日まで0%だったボラティリティは数日間で100%に上昇し、以降は約40%に落ち着いている。
1.272フィボナッチ・エクステンションの92.37ドルが次の上値目標で、現値より約10%上に位置する。直近のリスクは、8月29日に予定されているハイパーリキッドの12億ドル規模のトークンロック解除と、1カ月後に控える追加のロック解除。
アルトコイントレーダーは、HYPEの68ドルを分岐点として注視する必要がある。この水準を日足で下回れば上昇トレンドは終了する。









