ステファン・カスリエル氏、「NFT事業を縮小しクリエイターやユーザー、ビジネスのサポートを行う方法に焦点を当ててゆく」
アメリカの大手テック企業のメタ(旧フェイスブック)社は、NFT事業を縮小しクリエイターやユーザー、ビジネスのサポートを行う方法に焦点を当ててゆくことがデジタル決済サービスの責任者を務めるステファン・カスリエル氏のツイートによって明らかになった。
ステファン氏はツイートにて、「我々はNFTサービスを廃止し、クリエイター、ユーザー、企業をサポートする別の機会に焦点を当てていきます。明確しておきたいのは、我々にとってクリエイターや企業がファンとつながり、収益化する機会を作り出してゆくことが引き続き優先事項なのは変わらないということです。今後は同社の短編動画ツールであるリールの収益化やメッセージング機能での決済機能構築などの、大規模にインパクトを与えることができる分野に焦点を当てていこうと考えています。(一部抜粋)」とツイートし、NFTサービスを停止するとともに、リールの収益化やMeta Payによる決済の合理化、チェックアウトとペイアウトの簡素化などといった他のサービスに注力を注ぐことを明らかにした。
サービス開始から一年足らずでサービス停止へ

同社のNFT機能は2022年5月にインスタグラムで一部のクリエイターを対象にテストを開始。6月にはフェイスブックにてクリエイター向けのNFTサービスのテストを行なった後に、同年の7月にはNFT機能を使えるサービスを日本を含む100カ国に拡大していた。
またメタ社は今回のNFTサービスを停止するに至った詳細な内訳を明らかにしておらず、予算の損失がサービス停止の要因であったかどうかは明らかになってはいない。
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