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日本発暗号資産Jasmy、パナソニックと協業を開始|Web3プラットフォーム創出へ

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ヘッドライン

  • Jasmy(ジャスミー・JASMY)とパナソニック アドバンストテクノロジーは2月より、人と物(IoT)をつなげるWeb3ベースのオープンプラットフォーム開発に向けた協業を開始した
  • ジャスミーが提供する「PDL」とパナソニック アドバンストテクノロジーのIoTに関するノウハウおよび技術開発力を組み合わせることで、ブロックチェーン技術とIoTを応用した新しいプラットフォームの開発が進められる
  • ロードマップによると、今回のプラットフォームの共同開発に加え、ジャスミーウォレットの開発と、トークンエコシステムの強化を目指す。Jasmyは「新しいカーボンクレジット取引所の開設」を目標としており、これには全てのインフラをジャスミーが提供する計画だ
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日本発の暗号資産(仮想通貨)Jasmy(ジャスミー・JASMY)とパナソニック・アドバンストテクノロジーは2月より、人と物(IoT)をつなげるWeb3ベースのオープンプラットフォーム開発に向けた協業を開始した。プラットフォームは、個人が生成する情報と物が生成する情報を融合し、安全かつ効率的に処理することを目的としている。

ジャスミーが提供する「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」とパナソニック アドバンストテクノロジーのIoTに関するノウハウおよび技術開発力を組み合わせることで、ブロックチェーン技術とIoTを応用した新しいプラットフォームの開発が進められる。PDLは、データの持ち主であるユーザーが自身の意志で安全にデータを提供・共有できるプラットフォームであり、データの安全保管を実現する。プラットフォームは、Web3の技術とアジャイル開発の手法を取り入れ、迅速な開発を重視しつつ、オープンプラットフォームとして公開される予定である。これにより、開発者は高い互換性と汎用性を持つサービスの開発を容易に行えるようになり、アプリケーションやサービスの開発効率の大幅な向上が見込まれる。

プラットフォームは、さまざまなサービス開発を加速するための開発環境パッケージ(SDK)も提供し、幅広い利用が可能となることで、ユーザー本位のデータ活用環境と新たな価値創出を実現し、「データの民主化」を推進する基盤となることを目指す。

Jasmy、24年のロードマップを公開

Jasmyの原田浩志CFOは23日、「2024年のロードマップ」を発表。これにはIoTデバイス関連の提携、ジャスミーウォレット、ポイントシステムやステーブルコイン、カーボンクレジット取引所の開発などが含まれる。

ロードマップによると、今回のプラットフォームの共同開発に加え、ジャスミーウォレットの開発と、トークンエコシステムの強化を目指す。Jasmyは「新しいカーボンクレジット取引所の開設」を目標としており、これには全てのインフラをジャスミーが提供する計画だ。

ロードマップには、IoTデバイス企業との戦略的提携や、新機能開発、IoTデータ活用のメリット紹介などの具体的なステップが含まれている。ジャスミーウォレットに関しては、ポイントシステムの発行やステーブルコインの共同運用、取引所エコシステム内でのコラボレーション拡大などが計画されている。また、約1億JASMYのロックアップや、カーボンクレジット取引所の開発、規制関連の取り組み、製品コラボレーションなども予定されている。

JASMYとは?

JASMYは日本企業ジャスミーが開発した暗号通貨。ERC-20トークン規格に基づいており、ブロックチェーンとIoTを組み合わせ、活用を目指すプロジェクト。ユーザーが個人情報を完全に制御できるようにすることで、個人データの主権を回復および保護することを目標としており、「情報の民主化」というテーマを掲げている。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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