日本発の暗号資産(仮想通貨)Jasmy(ジャスミー・JASMY)とパナソニック・アドバンストテクノロジーは2月より、人と物(IoT)をつなげるWeb3ベースのオープンプラットフォーム開発に向けた協業を開始した。プラットフォームは、個人が生成する情報と物が生成する情報を融合し、安全かつ効率的に処理することを目的としている。
ジャスミーが提供する「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」とパナソニック アドバンストテクノロジーのIoTに関するノウハウおよび技術開発力を組み合わせることで、ブロックチェーン技術とIoTを応用した新しいプラットフォームの開発が進められる。PDLは、データの持ち主であるユーザーが自身の意志で安全にデータを提供・共有できるプラットフォームであり、データの安全保管を実現する。プラットフォームは、Web3の技術とアジャイル開発の手法を取り入れ、迅速な開発を重視しつつ、オープンプラットフォームとして公開される予定である。これにより、開発者は高い互換性と汎用性を持つサービスの開発を容易に行えるようになり、アプリケーションやサービスの開発効率の大幅な向上が見込まれる。
プラットフォームは、さまざまなサービス開発を加速するための開発環境パッケージ(SDK)も提供し、幅広い利用が可能となることで、ユーザー本位のデータ活用環境と新たな価値創出を実現し、「データの民主化」を推進する基盤となることを目指す。
Jasmy、24年のロードマップを公開
$JASMY hereby release 2024 #Roadmap.
— HARA (@HARA_JasmyCFO) March 23, 2024
This year, based on the most basic Whitepaper roadmap, #JASMY will focus on two specific points and also announce our expansion into new areas.
First, to further expand into the #IoT market, we will develop a joint platform with a… pic.twitter.com/Csf0V6KpWr
Jasmyの原田浩志CFOは23日、「2024年のロードマップ」を発表。これにはIoTデバイス関連の提携、ジャスミーウォレット、ポイントシステムやステーブルコイン、カーボンクレジット取引所の開発などが含まれる。
ロードマップによると、今回のプラットフォームの共同開発に加え、ジャスミーウォレットの開発と、トークンエコシステムの強化を目指す。Jasmyは「新しいカーボンクレジット取引所の開設」を目標としており、これには全てのインフラをジャスミーが提供する計画だ。
ロードマップには、IoTデバイス企業との戦略的提携や、新機能開発、IoTデータ活用のメリット紹介などの具体的なステップが含まれている。ジャスミーウォレットに関しては、ポイントシステムの発行やステーブルコインの共同運用、取引所エコシステム内でのコラボレーション拡大などが計画されている。また、約1億JASMYのロックアップや、カーボンクレジット取引所の開発、規制関連の取り組み、製品コラボレーションなども予定されている。
JASMYとは?
JASMYは日本企業ジャスミーが開発した暗号通貨。ERC-20トークン規格に基づいており、ブロックチェーンとIoTを組み合わせ、活用を目指すプロジェクト。ユーザーが個人情報を完全に制御できるようにすることで、個人データの主権を回復および保護することを目標としており、「情報の民主化」というテーマを掲げている。
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