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日本発暗号資産Jasmy、パナソニックと協業を開始|Web3プラットフォーム創出へ

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著者:
Shota Oba

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編集:
Shigeki Mori

26日 3月 2024年 22:30 JST
Trusted-確かな情報源
  • Jasmy(ジャスミー・JASMY)とパナソニック アドバンストテクノロジーは2月より、人と物(IoT)をつなげるWeb3ベースのオープンプラットフォーム開発に向けた協業を開始した
  • ジャスミーが提供する「PDL」とパナソニック アドバンストテクノロジーのIoTに関するノウハウおよび技術開発力を組み合わせることで、ブロックチェーン技術とIoTを応用した新しいプラットフォームの開発が進められる
  • ロードマップによると、今回のプラットフォームの共同開発に加え、ジャスミーウォレットの開発と、トークンエコシステムの強化を目指す。Jasmyは「新しいカーボンクレジット取引所の開設」を目標としており、これには全てのインフラをジャスミーが提供する計画だ
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日本発の暗号資産(仮想通貨)Jasmy(ジャスミー・JASMY)とパナソニック・アドバンストテクノロジーは2月より、人と物(IoT)をつなげるWeb3ベースのオープンプラットフォーム開発に向けた協業を開始した。プラットフォームは、個人が生成する情報と物が生成する情報を融合し、安全かつ効率的に処理することを目的としている。

ジャスミーが提供する「Jasmy Personal Data Locker(PDL)」とパナソニック アドバンストテクノロジーのIoTに関するノウハウおよび技術開発力を組み合わせることで、ブロックチェーン技術とIoTを応用した新しいプラットフォームの開発が進められる。PDLは、データの持ち主であるユーザーが自身の意志で安全にデータを提供・共有できるプラットフォームであり、データの安全保管を実現する。プラットフォームは、Web3の技術とアジャイル開発の手法を取り入れ、迅速な開発を重視しつつ、オープンプラットフォームとして公開される予定である。これにより、開発者は高い互換性と汎用性を持つサービスの開発を容易に行えるようになり、アプリケーションやサービスの開発効率の大幅な向上が見込まれる。

プラットフォームは、さまざまなサービス開発を加速するための開発環境パッケージ(SDK)も提供し、幅広い利用が可能となることで、ユーザー本位のデータ活用環境と新たな価値創出を実現し、「データの民主化」を推進する基盤となることを目指す。

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Jasmy、24年のロードマップを公開

Jasmyの原田浩志CFOは23日、「2024年のロードマップ」を発表。これにはIoTデバイス関連の提携、ジャスミーウォレット、ポイントシステムやステーブルコイン、カーボンクレジット取引所の開発などが含まれる。

ロードマップによると、今回のプラットフォームの共同開発に加え、ジャスミーウォレットの開発と、トークンエコシステムの強化を目指す。Jasmyは「新しいカーボンクレジット取引所の開設」を目標としており、これには全てのインフラをジャスミーが提供する計画だ。

ロードマップには、IoTデバイス企業との戦略的提携や、新機能開発、IoTデータ活用のメリット紹介などの具体的なステップが含まれている。ジャスミーウォレットに関しては、ポイントシステムの発行やステーブルコインの共同運用、取引所エコシステム内でのコラボレーション拡大などが計画されている。また、約1億JASMYのロックアップや、カーボンクレジット取引所の開発、規制関連の取り組み、製品コラボレーションなども予定されている。

JASMYとは?

JASMYは日本企業ジャスミーが開発した暗号通貨。ERC-20トークン規格に基づいており、ブロックチェーンとIoTを組み合わせ、活用を目指すプロジェクト。ユーザーが個人情報を完全に制御できるようにすることで、個人データの主権を回復および保護することを目標としており、「情報の民主化」というテーマを掲げている。

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