日本発の暗号資産(仮想通貨)Jasmy(ジャスミー・JASMY)は27日、自社の「Jasmy Secure PC」がクラウド勤怠管理システム「勤労の獅子」とAPIを介して連携することを発表した。
同連携により、Jasmy Secure PCに搭載された「ドライブレコーダー機能」で記録されるパソコンの稼働情報が、「勤労の獅子」で自動的に登録され、出退勤時刻の差異を集計できるようになる。これは、2019年に改正された「労働基準法」に基づき、従業員の労働時間を客観的に記録する必要がある現状に対応したもの。法改正は、長時間労働による過労死問題や未払いの残業代問題などを改善するために施行された。
「勤労の獅子」は、出退勤管理から複雑な勤務体系に対応するクラウド型勤怠管理システムであり、ICカードや指静脈認証、Webやスマートフォンを使った打刻にも対応。システムは、24時間365日稼働するホテルや病院などの複雑な勤怠管理にも適応できる設計となっている。加えて、専任の勤怠コンサルタントによるカスタマイズサポートが提供される。
Jasmy Secure PCとは?
Jasmy Secure PCは、ブロックチェーン技術を活用したセキュリティソリューションであり、パソコンの業務状況を稼働ログから可視化するドライブレコーダー機能や、外出先でもデータを保護するゴーストドライブ機能、リアルタイムに社員の稼働を確認する機能を備えて、テレワークを含む新たな働き方における安全で快適な作業環境の実現を目指す。同API連携により、従業員の打刻漏れ防止やサービス残業の抑制が可能になり、勤怠管理関連業務の効率化が図れるようになるとされている。
JASMYとは?
JASMYは日本企業ジャスミーが開発した暗号通貨。ERC-20トークン規格に基づいており、ブロックチェーンとIoTを組み合わせ、活用を目指すプロジェクト。ユーザーが個人情報を完全に制御できるようにすることで、個人データの主権を回復および保護することを目標としており、「情報の民主化」というテーマを掲げている。
同社は23年11月27日、ノバセラム・バイオメディカ・ソリューションとともに、「My Genome Guard(仮称)」推進プロジェクトを開始した。同プロジェクトは、オーダーメイド医療の発展に貢献する全ゲノム解析手法に焦点を当てながら、Web3技術との統合を図る。プロジェクト参加者は、特定の病気に罹患し、条件を満たした場合、無償での治療支援やジャスミー研究支援見舞金(MAP)の受取が可能だ。
ジャスミーは同年、個人情報を抽象化し、ブロックチェーン技術を用いて相手に提供および、管理する方法と、情報の信頼度に基づいてアプリケーション上の表示を変化させる技術特許を取得。特許技術の利用により、同社の理念である「自分自身の情報を自分自身で管理する」ことが実現可能になる。
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