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【速報】 岸田首相・ひろゆき氏らが暗号資産の未来を議論=WebX

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更新 Shota Oba

暗号資産(仮想通貨)メディア、コインポスト主催する暗号資産イベント「WebX」が25日、開催された。岸田首相ら政府関係者、2ちゃんねる創設者ひろゆき氏らを含む業界内外から著名人が登壇し、日本の暗号資産の近未来について議論した。

岸田首相はビデオメッセージで、社会課題解決を成長のエンジンとし、ブロックチェーンとWeb3.0の推進を強調。「2023年の骨太政策では、トークン利用とコンテンツ活性化の環境整備に取り組み、利用者保護も考慮している」と述べた。

萩生田俊厚労相は、イノベーションにより巨大プラットフォーム事業者が支配していたWeb2から分散型の新たなインターネット時代、Web3への移行が進行中であると述べ、自民党がWeb3を日本の成長戦略の一部と位置づける提言を行ってきたことを強調。政府はWeb3に関連する法整備やガイドラインの策定を進めており、利用者保護などの規制が高い水準で整備されている日本では、政治、政府、民間が一体となってWeb3の推進に取り組んでいるとした。

ひろゆき氏は、ひろゆき氏とビットフライヤー創業者加納祐三氏によるWeb3必要性に関する対談にて、「仮想通貨技術の発展により世の中は便利にはなると思う。しかし、必要というほどではないと考える。仮想通貨の利益獲得が目的のユーザーはネットで最新情報をキャッチアップするべきで、このイベントに来る必要ないのでは?」と皮肉る場面もあった。

日本の暗号資産市場に影響大の発表が続々

今年の夏頃ローンチ予定とされていたバイナンスジャパンのローンチは、8月中であることが明かされた。バイナンスのチャンポン・ジャオCEOがビデオメッセージにて表明した。

バイナンスジャパンの千野代表はセッションにて、「自社の日本円ステーブルコインに対して非常に高い関心を持っている。エコシステムを使いやすくするためにステーブルコインの発行は不可欠だ」バイナンス上での日本円ステーブルコイン発行の可能性を示唆。バイナンスが日本のWeb3教育に向け教育機関と協力していく構想なども提言した。

ディズニーツムツム、白猫プロジェクトなどを手掛けるゲーム会社コロプラの子会社Brilliantcryptoは、新ブロックチェーンゲーム (BCG)「Brilliantcrypto」のプロジェクトを発表。

アスターネットワーク創業者渡辺創太氏率いるStartale Labsも「Startale Service Cloud」の今後のリリースを明かした。同サービスではウォレットアプリ、レイヤー1ブロックチェーン、ノードなど、ブロックチェーンの要素を垂直統合型に一括提供。これにより、企業はクリック1つでWeb3サービスを設置が可能になるとしている。

この他にも、メタバースにおける課題やCBDCやステーブルコインといった直近のフィンテック・仮想通貨産業が直面する課題から未来にかけて解決すべき課題など、さまざまなアジェンダが提供された。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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