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【速報】 ジャスティン・サン氏、トロンおよびビットトレントでzk-EVM実装を検討か

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暗号資産(仮想通貨)トロン(TRX)創設者のジャスティン・サン氏は5日、イーサリアムL2ソリューション「zkEVM」実装の可能性についてTwitterで言及した。

ツイートによるとサン氏は、自身が創設したトロン・ブロックチェーンおよび2018年に買収したP2Pファイル共有サービス「ビットトレント(BitTorrent)」について、zkEVMの統合を検討している。

サン氏によるとzkEVMの統合は、トランザクションに関するプライバシーとセキュリティの向上、スケーラビリティの向上、他ブロックチェーンとの相互運用性の強化など、トロンとビットトレントのエコシステムに数々の利点をもたらす可能性があるという。なお本計画は調査段階にあり、将来的にzkEVMを実装する保証はまだないと追記している。

zkEVMとは:
トランザクションをL2チェーンで処理し、その結果のみを元のL1チェーンに戻す技術(ロールアップ)の1つである「ゼロ知識証明(zero knowledge)」使ったイーサリアムL2ソリューション。zkロールアップは高度な暗号化技術を用いるため、実用化は当分先とみられていた。zkEVMの登場により、イーサリアムL1の取引処理にかかる速度はコストは大幅に改善し、同時にオンチェーンプライバシーも可能になると言われている。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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