大手通信会社KDDIは25日、HashPortグループとWeb3領域における協業に向け、検討する旨の基本合意書を締結した。
両社はこの提携を通じ、KDDIの5G通信やAR・MR技術を活用した都市体験、Web3サービスの知識と、HashPortグループが蓄積したWeb3事業に関する豊富なノウハウを統合。ブロックチェーン技術の日本社会への実装加速、新規ユーザー体験の創出、そしてクリエイターエコノミーの更なる発展と拡大を目指す。
両社は以下の内容での協業に関する協議を行うことに合意した。
- HashPortグループが提供するX to Earnプロダクト等のサービス群に関する協業
- KDDIが提供する「αU market」におけるPalette Chain※対応とHashPortグループによる「αU market」へのNFT提供
- KDDIが提供する「αU wallet」におけるPalette Chain対応とHashPortグループ提供サービスの「αU wallet」対応
- 両社によるSBTをはじめとするトークン技術を活用した新規事業の共同検討
- 両社による新たなユーザー体験を創出するWeb3コンテンツの共同検討
- KDDIのPalette Chainコンセンサスノードへの参加検討
2018年からブロックチェーン領域に取り組むHashPortグループは、ソウルバウンドトークン(譲渡不可のNFT)やWeb3ウォレット基盤の提供などを行うHashPortと、NFT領域の子会社HashPaletteが協力してWeb3の社会実装を推進している。
一方、クリエイターエコノミーの創出を目指すKDDIは、3月7日に誰もがクリエイターになれる世界へ向けたメタバース・Web3サービス「αU」を開始。
同サービスでは、メタバース・ライブ配信・バーチャルショッピングなど、現実と仮想を行き来する新世代のニーズに対応し、メタバースでのエンターテイメントや友人との会話が可能な「αU metaverse」、360度視点の音楽ライブを楽しむ「αU live」、デジタルアート作品の購入が可能な「αU market」、暗号資産管理の「αU wallet」、実店舗と連携したバーチャル店舗でのショッピングが可能な「αU place」を提供する。
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