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Web3とモノづくりとの融合を考える無料ウェビナーを開催=近畿大学

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ヘッドライン

  • 近畿大学理工学部(大阪)が一般参加も可能なWeb3を活用した産学連携のウェビナーを開催
  • 同学部では学生を対象とした産学共同教育イベント「HIVEHACK 2023」を開催
  • Web3をテーマにした産学共同イベントは近年、増加傾向にあり、地域の問題解決のヒントとなっている
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近畿大学理工学部は19日、24日に開催するモノづくりとWeb3について考えるハッカソン「HIVEHack2023」を前にした、前夜祭と称するウェビナーを開催する。一般の無料参加も可能。

同ウェビナーは、いわゆる日本の「モノづくり」を担う産業界とWeb3専門家らが登壇し、最新のトレンドや機会などについて語る。モノづくり業界のイノベーションとWeb3業界との融合について産学の立場から語り合うパネルディスカッションもあるという。登壇者は日立製作所主管研究員・高橋健太氏、バイナンスジャパン代表取締役・千野剛司氏、近畿大学理工学部電子商取引研究室・森山真光准教授、Overlay AG(スイス)CEO・岡崇氏。

同ウェビナーは一般参加も募っている。従来、日本が誇ってきた”モノづくり”の業界は近年、働き手が少なくなっているが、Web3と融合させることで、新たな観点から再度勃興させる可能性を探るヒントが見つけてもらうことも主旨の1つ。

エンジニア志向の学生を育てる大学の「Web3産学教育

近畿大学理工学部は24・25日、同大学生を対象にプログラミングとモノづくりの楽しさを学ぶ産学共同教育イベント「HIVEHACK 2023」を開催する。ブロックチェーン技術を活用したプロダクト開発を体験しながら、文理融合のプロジェクトチームで活動し、スマートコントラクトで動くアプリケーションを完成させるという。

このようなWeb3をテーマとした産学共同イベントや取り組みは増加傾向にある。最近の例を挙げれば、富士通は10月、金沢工業大学と地域活性化に向けたデジタル技術の活用に関する取り組みを開始した。大阪経済大学は同月、メタバース・コンテンツ企画企業Vma plusとEC機能を備えたメタバース空間での食品マーケット・イベントを開催した。東京工業大学は11月、出光興産など複数の企業と、東京におけるスタートアップ・エコシステムの形成についての議論を交わすなどの産学イベントを行った。

このように近年では、地域社会の問題解決にWeb3やブロックチェーン技術を活用しようとする企業が増えつつあり、人材育成を目的に大学等でイベントを開催する企業が増えている。

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Shigeki Mori
大阪府出身。KADOKAWA雑誌編集者、読売テレビ広報記者、豪州日系メディア編集・記者などを経てフリーに。 日本とオーストラリアで20年以上、ジャーナリスト、編集者、翻訳者、ウェブプロデューサーとして活動してきました。近年は暗号資産関連の記事も執筆しているほか、SEOスペシャリスト、マーケティング関連業務に従事。 専門分野:SEO、WordPress、マーケティング、編集、翻訳
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