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Zombie Inu(ZINU)とは?   Web3エコシステムのガイド

15 mins

現在、世界の金融システムは揺れ動いています。暗号資産、ブロックチェーン技術もトータルで見ると、まだ評価されるには早いかもしれません。しかしこうしたなかでも、Web3セクターでは、風刺的な暗号資産、ミームコイン、ストーリー型プロジェクトなどでニッチな活動の場が広がっています。Zombie Inuもその1つです。Zombie Inuはゾンビ犬(zombie dog)をモチーフにした暗号資産で、海外で人気の高いミーム、ドージコイン・ファミリーの一員です。この記事ではZombie Inuの特徴や仕組み、購入方法などをわかりやすく説明します。

Zombie Inu(ZINU)とは?

Zombie Inuは、ミーム(画像ネタ)をもとにした大きな構想を描く暗号資産プロジェクトです。NFTエコシステムの中核であるZombie Inuは、専用の「Zombieverse」を通じてエンターテインメントやゲームを提供しており、評判も上がってきています。

Zombie Inuプロジェクトの目的は、ミームコインコミュニティの活発化、専用の 「Zombie Mob」の構築です。すでに様々なかたちでこれまでの常識を打ち破っています。Zombie Inuは世界初の3D NFTを公開しました。Zombie Mob秘密結社は、アニメーションの主人公 Zinuがスターになっています。

Zinuキャラクターのオリジナルストーリー

Zinuは、物語では地球を歩き回った最初のゾンビという設定です。この物語は、犬のヒーローがZombieverseを通じて、未知の危難からすべての住民を守るために奮闘する姿を描いています。Zinuのキャラクターとストーリーは、拡張現実を駆使し世界的なブランドをめざすゲーム帝国のスタートです。これは、暗号資産プロジェクトがエンターテインメント分野に広範囲に展開する重要なターニングポイントです。

チームキャラクター

登場人物のキャラクターは「undoxxed」、つまりその本当の正体はわからないことになっています。「ダッキー」はマーケティング、「ウォーカー」は財務、「デール」は開発、「アンデッド」はコミュニティ、「ニック」はクリエイティブ、「スケアリー」はブランディング、「マリオ」はテクノロジー、「デイヴィ」は開発、というキャストです。

Zombie Inuのウェブサイトによると、キャラクターのシニアチームは Amazon、Google、Intel 、Microsoftの従業員という設定で、彼らは、テック、メディア、エンターテイメント業界のリーダーたちと深いつながりがあります。

一部の名前はすでに知られています:プラットフォームは、Ziggy Kormandel、Justin Montgomery、Digger Meschなど、スター揃いの戦略顧問委員会によってサポートされているのです。

ロードマップと特色

Zombie Inuチームは、これから大きな計画を実行しようとしていると言ってよいでしょう。これまでのところ、トークンの流動性ロックから、カスタムNFT、グッズ・コレクターアイテムのリリースに至るまで、ロードマップの目標を達成しています。

今後は、ネイティブNFTマーケットプレイス、追加NFT、ZINUコミュニティメンバーが交流できるソーシャルプラットフォームの開設などが計画されています。

Zombie Inuは、ユーザーがステーブルコインをZINUトークンと交換できるポータルサイト「Zombie Swap」の構築と組織化も目指しています。ZINU保有者は、コミュニティプラットフォームと分散型ソーシャルネットワークである「Zombie Den」の恩恵も受けられます。同プラットフォームは、ユーザー間をつなぐとともに、コミュニティメンバーにも有益な、長期的価値の実現を目指しています。

Zombieverse: Zombie Inuホワイトペーパー

Zombie Inuの仕組みは?

Zombie Inuは、一種のメタバースです。Zombieverseは、多くのコアサービス(一部はまだ実現されていません)で成り立っています。その中には、取引ツール、Zombiemobコミュニティ、Zombie Denソーシャルネットワーク、NFT、ゲーム、Zombie Swapプラットフォームなどがあります。

コアサービスはすべて、ZINUトークンを使って利用できます。ですから、ユーザーは、このトークンを使用して、様々なエコシステムのサービスが受けられます。

Zombie Inuは、主にSafeMoonプロジェクトが関わるリフレクション技術(reflection technology)を用いています。自動流動性(automatic liquidity)または摩擦のない報酬(frictionless yield)として知られるリフレクション技術を使って、トークン保有者全員のトランザクションへのつながりが保証されています。このように、Zombie Inuは、突発的な販売行動を抑えながら自立的なエコシステム構築を目指しており、なかでもトークン保有者には資産を長く保有するインセンティブが得られるのです。

上記の仕組みは、ZINU供給量の不足をもたらし、結果的にトークンの希少性が高まり、価値の上昇につながります。

ZINUのNFT

ZINU NFTコレクションでは、トークン保有者のキャラクターに特化したロイヤリティーフリーのライセンスを提供しているので、トークン保有者はそれを用いて様々な業界でNFTの商品化ができます。

またZINUプロジェクトの目玉の一つに、トークン保有者への3D NFTの提供があります。現在、ユーザーはフルアニメーションの3D NFTにアクセスし、様々なアクティビティに参加できます。下図は、2023年3月29日時点のZombie Inu NFTの主な指標データです。

Zombie Mob秘密結社NFTの販売状況: NFT 統計データ

Zombie Inu(ZINU)トークン

現在ZINUトークンは、2つのブロックチェーン:イーサリアムバイナンス・スマートチェーン上で稼働しています。

ユーザーは、ZINUトークンを購入して、専用プラットフォームにアクセスできます。これには、トークン保有者が交流できる様々なユーティリティやコミュニティがあります。ちなみに、ZINU価格は、2023年3月29日時点で0.002043米ドルを付けており、24時間取引量は124,357米ドルとなっています。

ZINUトークノミクスとトークン分配状況

  • 総供給量  :10億個
  • 先行販売  : 16.8%
  • トークンプール  : 32.2%
  • バーン(焼却)  :410兆(41%)
  • マーケティング  :4%
  • 開発     :4%
  • 再分配 : 1%

ZINUトークンの特典

ZINUトークンには多くの特典があります。代表的なものは以下の通リです。

・ゲーム内の特別アクセス: 特定のゲームやゲームコミュニティ内での、トークン保有者へのスペースアクセスや特権付与

・ロイヤリティプール: これは、利用可能な様々なゲームや製品から、収益の流れを生み出すシステムです。収益はトークン保有者間で分配されます。

ZINU保有者向けの限定グッズやコレクターアイテム

拡張現実の統合: ZINUは、トークン保有者が仮想キャラクターと気軽に交流できるAR(拡張現実)エクスペリエンスの導入を計画しています。

ZINUウォレット

本記事執筆時点では、ZINUはまだ自身のウォレットを発表していません。ZINUは時期はまだ決めていませんが、ウォレットの開発を行う計画です。現在、ユーザーはCoinbase Wallet、Trust Wallet、MetaMaskからウォレットを選べます。

Zombie Inu(ZINU)の購入場所

ZINUの保有希望者は、Uniswap、PancakeSwap、Gate.io、および他の多くの分散型取引所(DEX)でトークンが購入できます。最も人気のあるペアは、Uniswap V2のZINU/WETHです。

ZINUトークン保有者は、ZINUの公式ポータルでトークンのステーク(預け入れ)もできます。(ステーク後の)トークンは7日間ロックされます。その後、ユーザーは報酬を請求し、ステークされた「$ZINU」を維持するかどうかを選択できます。

Zombie Inuに未来はあるか?

Zombie Inuは、あらゆる歌謡やダンスを網羅するユニークなNFTプロジェクトです。Web3のエンターテイメント/ゲーム会社に変身するかもしれません。ZINUは、少なくともその目標については、明らかに単なるミームコインを超える存在です。しかし、ZINUが成功を収め、ZINUトークン保有者が長期的に満足するには、わかりやすいロードマップでの持続的サービスが求められます。また、常にエキサイティングで没入感のあるストーリーを展開して、コミュニティの関心と購買意欲を満たすことも重要です。暗号市場が健全さを取り戻す過程で、ZINUの絶えまぬ努力により、ZombieverseとZINU保有者に明るい未来が待っているでしょう。

よくある質問

Zombie Inuは何をするもの?

Zombie Inuはバイナンスに上場していますか?

Zombie Inuはどこで買えますか?

Zombie Inuコインとは?

Zombie Inuコインの数量はどのくらいある?

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Takashi Higashi
国際広報、海外の先端技術調査、海外企業との提携等をこれまで行ってきました。ここ数年、暗号資産に関心を持ってウオッチしています。
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