ソフトバンクとネイバーの協業ベンチャーであり、NFT分野のリーダーであるLINE NEXTはこのほど、クレッシェンド・エクイティ・パートナーズが主導する1億4000万ドルの資金調達達成を発表した。
LINE NEXTの発表によれば、この資金調達は23年アジア最大のブロックチェーンおよびWeb3への投資となる。
LINE NEXT、NFTとWeb3への資金提供を受ける
LINE NEXTのコ・ヨンス最高経営責任者(CEO)は、特に世界的に投資活動が縮小していることを考慮すると、成果の重要性を強調した。
世界的に投資環境が縮小している中で、このような資金を確保できたことは意義深い。
同社はこの資金を、グローバル・ビジネスの推進し、革新的な新サービスの開発に活用するという。
グローバルNFTマーケットプレイスの立ち上げ、バーチャルアバターソーシャルアプリの導入、より多くのWeb3ゲームの開発など、ユーザーのデジタル商品との関わり方や価値観に革命を起こすことを目指す。
22年1月以降、月間取引高が94%減少するなど、最近のNFT取引は低迷。しかしLINE NEXTはデジタル資産領域におけるパイオニアであり続けていると言える。

同社はK-POPスターのグッズを扱うNFTプラットフォームの立ち上げに成功し、複数のWeb3ゲームを立ち上げ、550万人のユーザーベースと47万件以上の取引を獲得している。
NFT市場、「オワコン」から反転
NFT市場の回復力は、より広範なトレンドにも反映されている。NFT18のレポートによると、NFTの購入から転売までの期間は2021年以降、ほぼ4倍に増加している。
さらに、OpenSeaのようなプラットフォームは健全なアクティブ・ウォレット数を維持し続けています。現在、同マーケットプレイスには19万2500を超えるユニークウォレットがあり、NFTスペースへの関心が持続していることを裏付けている。
クリエイターに特化したNFTプラットフォームであるUNCUTの代表であるカルロス・ディアス氏は、NFTマーケットプレイスの進化を指摘しています。
ディアス氏は
OpenSeaは巨額の資金をもたらしたが、ユーザーエクスペリエンスを向上させることに重点を置いていなかった。
同氏はトランプ元米大統領のNFTに代表されるような、コミュニティ内の強力なアイデンティティ・マーカーとしてのNFTの重要性を強調した。また、投機的な取引から、強い関心に基づいたコミュニティの構築へのシフトを強調した。
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