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Magic EdenとYuga Labs、ロイヤリティを優先するイーサリアムNFTマーケットプレイスを立ち上げへ

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執筆&編集:
Shigeki Mori

06日 11月 2023年 21:00 JST
Trusted-確かな情報源
  • Magic EdenとYuga Labsが新しいイーサリアムNFTマーケットプレイスを立ち上げる
  • NFT販売におけるクリエイターのロイヤリティ受益を優先することが目的
  • 両社の立場はクリエイターの利益を優先すべきという立場であり、ロイヤリティに関する紛糾が続いていた
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SolanaのNFTを取り扱うNFTマーケットプレイスMagic Edenが5日、イーサリアムNFTの新しいマーケットプレイスを立ち上げるため、Bored Ape Yacht Clubなどを手がけるYuga Labsとの提携を発表した。NFT販売におけるクリエイターのロイヤリティ受益を優先することが目的。

Magic Edenは、新マーケットプレイスを「2023年末までに」立ち上げる予定だとしている。Yuga Labsは「クリエイターのロイヤリティを尊重することを契約上義務付けられた最初の主要なETHマーケットプレイスとなる」としている。

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Magic Edenは、Xの声明で、Yuga Labsとの協力とETHマーケットプレイスの提携を表明。同社はクリエイターをサポートする重要性を発信し、クリエイターなしではWeb3の繁栄はないと強調。

両社の提携を通じて、Magic Edenは、NFTコレクションの二次市場の売上収益の一部をYuga Labsと共有する責任が発生する。

Yuga Labs、OpenSeaとロイヤリティに対する立場の違いを明確に

Yuga Labsはこのほど、世界最大のNFTマーケットプレイス「OpenSea」とロイヤリティの施行に関する立場を表明した。OpenSeaが同社のチェーンロイヤリティ施行ツール「Operator Filter」を廃止するという発表に対応するため、OpenSeaへのサポートを減少させることを決定した。

2022年11月に導入されたOperator Filterは、クリエイターがNFTの販売をロイヤリティを提供するプラットフォームに制限することを可能にした。Blurなど、ロイヤリティの原則に従わないプラットフォームを排除するためだ。

しかし、OpenSeaは23年8月、NFT市場の冷え込みを理由にOperator Filterを「サンセット(事実上廃止)する」という発表していた。

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