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マーベル・スタジオ創業者、NFTオークションを開催

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米マーベル・スタジオ創業者であるデヴィッド・マゼル氏が、コミックアートNFTのオークションを5月3日に開催する。米NFTメディア「nft now」が26日、報じた

マーベル・スタジオ(旧マーベル・フィルム)は1993年に設立され、アメリカン・コミック(アメコミ)出版大手「マーベル・コミック」の作品を映像化してきた。マーベル・スタジオの代表作として「アイアンマン」「キャプテン・アメリカ」などの映画シリーズが有名。

マゼル氏は07年から10年までマーベル・スタジオの会長職を務め、その後18年に自身でエンターテイメント企業「ミソス・スタジオ(Mythos Studios)」を設立した。

今回のオークションはミソス・スタジオが主催し、5月3日午前2時より開始される。販売されるコミックアートNFT「エコス・ジェネシス(Ekos Genesis)」は、アメコミ作家であるマイケル・ターナーさんの遺作となった未完成作品「エコス(Ekos)」(08年)に由来。ミソス・スタジオは設立直後の18年、ターナーさんが生前の03年に設立したコミック出版会社「アスペル・コミック(Aspel Comics)」を買収していた。

NFTは1点ごとに異なるデザインとなり、計995点がダッチ・オークション形式で販売される。ターナーさんの遺作「Ekos」のほか、ターナーさんの代表作「ファゾム(Fathom)」(98年)や「ソウルファイア(Soulfire)」(02年)などの作品から構成される。

ダッチ・オークションとは:
売り手が高めに設定した価格から徐々に値段を下げてゆき、最初に買い手がついた時点で商品を売るオークションのこと。取引スピードの高速化が可能。通常のオークション(イングリッシュ・オークション)とは逆の方式。

オークション開始時の価格は10ETH(約250万円)となり、4分ごとに0.5ETH(約12万5千円)ずつ値下がりする。また事前に10ETH以上を支払うことで、コレクションから好きな作品を選べる事前購入枠も設けられており、既に55点が購入予約済み。

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Shunsuke-Saito.png
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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