マイケル・バーリ氏が米国株は主要な高値圏に到達している可能性があり、1987年型の暴落に見舞われる恐れがあると警告した。一方で、S&P500指数は火曜日に6月以来初めて過去最高値で取引を終えた。
2008年の住宅市場崩壊を予測したことで知られる同氏は、火曜日にSubstack投稿「Trading Post August 4, 2026 My Options」で見解を述べた。エヌビディア、テスラ、パランティアなどAI関連銘柄の空売りポジションを依然として保有していることも明らかにした。
「ビッグ・ショート」のマイケル・バーリ氏、1987年型クラッシュを警告
S&P500指数は火曜日に1.79%上昇し7,736.52で取引を終えた。ナスダック総合指数も2.59%高の26,584.99と過去最高値を記録した。好調な企業決算や原油価格の下落がセンチメントを押し上げた。原油はホルムズ海峡の再開期待を受けて値を下げている。
ただしバーリ氏は、AIインフラへの需要は持続可能とは言い難い資金調達に依存しているとみる。この最新の見通しは、先月6月30日のバブル警告から間もない発言。
同氏はまた、過去最高値の更新は新規資金の流入につながり、ボラティリティの低下はシステマティック・ファンドによるレバレッジ拡大を促すと加えた。
「引き続き、主要な高値圏に近づいており、1987年型の下落の可能性があると考えている。ただしS&P500が過去最高値をつければ、市場に新たな資金が流入するだろう」とバーリ氏は投稿で記し、CNBCが伝えた。
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エヌビディアのみが損失の空売り銘柄
バーリ氏は、iシェアーズ・半導体ETF(SOXX)、マイクロン、エヌビディア、キャタピラー、パランティア、テスラ、アプライドマテリアルズを引き続き空売りしていると述べた。エヌビディアへの空売りポジション以外はすべて利益が出ている。
ただし、この損失ポジションはまもなく再び試練に直面する。エヌビディアは8月26日に決算発表予定で、ほぼすべてのアナリスト予想が同社株式を「買い」と評価している。
バーリ氏は、もしトレードが大きく逆行した場合は損切りする方針も明かした。新規資金の流入が続くのか、ボラティリティが急回復するのかが、1987年比較の行方を左右するとみられる。
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