三菱自動車工業は26日より、「ジャパンモビリティショー2023」でWeb3分野でマーケティング構築を行うDigittleとともにNFT(デジタルトレカ)の試作を無料配布する。同プロジェクトでは日本発のブロックチェーンのアスターネットワーク(ASTR)を採用している。
同プロジェクトは、ジャパンモビリティショー2023の三菱自動車ブースに来場したユーザーを対象に、三菱自動車の3車種をNFT化した「デジタルトレカ」を配布。同NFTはDigittleがウォレットアプリ「YOIN WALLET」で車両を3D表示し、見て、動かすことができる。
配布カードからアクセスできるキャンペーンサイトの公開は11月12日まで。同NFTでは譲渡・転送が不可となっており、2次流通には非対応だ。Digittleはデジタル上のプレミアムコンテンツ配布に関する独自技術の特許を出願中だという。
ジャパンモビリティショー2023は日本自動車工業会が主催するイベントで、一般公開は28日から11月5日までとなっている。アスターネットワークは24日、「Astar zkEVM Powered by Polygon」のテストネット「ZKATANA」をローンチしていた。
自動車×Web3のビジネス事例
昨今、自動車関連会社とWeb3事業を掛け合わせたビジネス例が増加している。本田技研工(Honda・ホンダ)は9月20日、アニモカブランズジャパン・Gryfyn・GETプロトコル(GET)の3社とともにファンエンゲージメントビジネスの第1弾として、Honda KEY NFTが無料配布されるイベントを開催していた。同社のクルマ製品は暗号資産(仮想通貨)決済サービスのFCF Payを使用して購入ができる。
イタリアの高級車メーカーのフェラーリは14日、米国での仮想通貨を使った車両購入を開始しており、欧州にも順次拡大すると報じられていた。独自動車大手メルセデス・ベンツのWeb3部門「メルセデス・ベンツ NXT」はNFT事業にも参入しており、8月には同社のNFTプロジェクト第2弾「メルセデス・ベンツ NXT Eternities」を公開していた。
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