ソラナ(Solana)のレイヤー2として、仮想マシンEVM(Ethereum Virtual Machine=イーサリアム・バーチャル・マシン)を実行できるNeon EVMが18日、NEON以外のトークンでもガス代(取引手数料)を支払えるようになるアップデートを実行中と発表した。テストネットですでに稼働しており、2024年第1四半期に対応する予定だという。
同新機能は、SOL、USDC、Teser(USDT)などソラナベースのトークンで取引するユーザーに対し、ネイティブのNEONトークン以外の取引トークンでガス代を支払うことができる。ユーザはこれにより取引が簡単になる。
We are thrilled to share our latest innovation: Alternative Gas Payments.
— Neon (@Neon_EVM) November 17, 2023
This is a game-changing feature that means you can pay gas fees in the same token you transact in. We are putting the choice in your hands.
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空のタンク問題を解決
Neon EVMのマルチトークンによるガス代の支払いはこれまで、ユーザーは別のウォレットからネイティブトークンを補充しなければ、取引を行うことができなかった。これを「空のタンク問題」というが、Neon EVMの多トークン対応は、この空のタンク問題を解決したことはユーザーだけでなく、ステーブルコインでの報酬が受け取ることが可能となるネットワークに対しても有益だと言える。さらに、同新機能は、DAppsが手数料を負担することも可能で、アプリケーション・プロバイダーはサービスの一環として手数料無料の取引を提供できるようになる。
Neon EVMは7月に公開され、開発者はSolana上でEthereumネイティブアプリケーションを構築でき、高速ブロックチェーンを介したスケーリング機会を提供してきた。Neonの実装は、ソラナ上に構築されたスマートコントラクトとして機能し、Ethereum Virtual Machineコードを展開するという。
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