暗号資産取引所OKXは28日、6月4日をもってスポット取引プラットフォームから5つのアルトコインを上場廃止すると発表した。
影響を受けるトークンは、ゼロレンド(ZERO)、PARSIQ(PRQ)、IQ(IQ)、アーティファクト(ARTY)、サモエドコイン(SAMO)。発表後、これらのトークンは市場価格が下落したが、一部はその後すぐに回復した。
OKX、5つのアルトコインを上場廃止へ
公式ブログによると、プラットフォームから削除される取引ペアは、ZERO/USDT、ZERO/USD、PRQ/USDT、PRQ/USD、IQ/USDT、IQ/USD、ARTY/USDT、ARTY/USD、SAMO/USDT、SAMO/USDである。
さらに、ステーブルコインペアUSDT/USDCも上場廃止される。上場廃止のプロセスは、2025年6月4日の午前8時から10時(UTC)に予定されている。
OKXはこれらのトークンを削除する決定を下した理由として、上場基準を満たさなくなったことを挙げた。同社は、上場されている取引ペアのパフォーマンスを定期的に見直し、市場基準を維持するために必要に応じて上場廃止措置を講じることを強調した。
「堅牢なスポット取引環境を維持するために、すべての上場取引ペアのパフォーマンスを常に監視し、定期的に上場資格を見直しています。ユーザーからのフィードバックとOKXトークン上場廃止/非表示ガイドラインに基づき、上場基準を満たさないいくつかの取引ペアを上場廃止します」とOKXは述べた。
取引所はさらに、これらのトークンの入金が2025年5月28日午前6時(UTC)に停止されたことを指摘した。また、出金は2025年9月4日午前8時(UTC)から停止される。
「上場廃止が完了すると、資産は資産 > 取引不可資産の下に表示されます」と取引所は付け加えた。
注目すべきは、発表直後にすべてのアルトコインが下落したことだ。これは流動性とアクセスの低下に対する投資家の懸念を反映している。SAMOは約15%の急落を見せた。次いでPRQが約9%の下落を経験した。ZEROとARTYはともに約4%の下落を見せた。最後に、IQは0.09%のわずかな下落を見せた。

しかし、本稿執筆時点でPRQとIQは損失を回復し、それぞれ7.9%と0.4%上昇した。他のトークンの下落もわずかに和らいだ。
価格の下落は、上場廃止発表後の典型的な市場反応である。例えば、昨日のGate.ioによる33トークンの上場廃止発表も同様の反応を引き起こした。さらに、バイナンスが同様の上場廃止決定を行った際にも、同様の傾向が観察されている。
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