大手NFTマーケットプレイスOpenSeaは4日、NFTマーケットプレイス集約プラットフォーム「OpenSea Pro」を公開した。
「OpenSea Pro」は、同社が2022年4月に買収したNFT集約プラットフォーム「Gem」のチームが開発を行ってた「Gem V2」をリブランディングした新サービス。170のマーケットプレイスでの取引とインサイトなどの情報を集約。自動化のニーズに応える高度なツールにアクセス可能だ。
同社は発表にて以下の具体的な機能を挙げた。
- アドバンストオーダー:NFTマーケットプレイス集約プラットフォームで最も深い流動性を活用。購入やリスト操作などに高度なコントロールを提供する。
- インベントリ管理:インベントリ管理で、マーケットプレイス間のアイテム購入・販売が容易に可能。ウォレットやコレクション、アイテムレベルの分析も追跡できる。
- インスタントセール:すべてのタイプのアイテムオファーを集約し、最適な価格で販売が可能。(コレクションオファー、入札、NFTプールなどを含む)。
- 最適化されたガス料金:「OpenSea Pro」は、NFT集約プラットフォームで最もガス最適化されたスマートコントラクトを利用。
- モバイル互換性:「OpenSea Pro」のウェブアプリはモバイル最適化により、スマホから閲覧やリスト操作が簡単に行える。
その他にもウォッチリスト、ライブミント概要、バッチ転送などの新機能を搭載。
「OpenSea Pro」は既に公開済みで、公式サイトにアクセスし実際に利用することが可能だ。加えて、プロモーション期間中は、「OpenSea Pro」(追加料金なし)で手数料0%でOpenSeaにリストが可能となる。さらに4日より、2023年3月31日までにGemでNFTを購入したユーザーを対象に、同年5月4日までGemesis NFTを無料で請求できるイベントも開催中。
同社は2月、競合マーケットプレイス「Blur」が同社イーサリアム(ETH)の1日取引量を超えたことを背景にNFTユーザー取り戻すための戦略を実施していた。今回の発表も「Blur」対する施策と見られている。
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