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大阪・関西万博、Web3活用の「EXPO 2025 デジタルウォレット」を11月1日より提供へ|HashPort・SBI

4 mins
更新 Shota Oba

ヘッドライン

  • HashPortは11月1日、大阪・関西万博へ向けWeb3技術を活用した「デジタルウォレットEXPO 2025 デジタルウォレット」の提供を開始する
  • 同ウォレットの機能により、大阪・関西万博が提供する独自の金融サービスの利用者は、1つのIDで複数のサービスにアクセスできる
  • デジタル資産は特典やクーポンとしての利用も想定されており、ウォレットはHashPortの「HashWallet」を基盤にしている
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Web3・ブロックチェーンサービスを提供するHashPortは11月1日、大阪・関西万博へ向けWeb3技術を活用した「デジタルウォレットEXPO 2025 デジタルウォレット」の提供を開始する。同社は、関連イベントへの参加証明や、事業連携先の各施設への訪問履歴の証明としてEXPO 2025 デジタルウォレットの限定SBT・NFTの発行に向けて事業連携を実施行う。

同ウォレットの機能により、大阪・関西万博が提供する独自の金融サービス「ミャクペ!(電子マネー)」・「ミャクポ!(ポイント)」・「ミャクーン!(NFT)」の利用者は、1つのIDでこれらのサービスに登録・ログインが可能。同システムは各サービスとの情報を連携し、ユーザーは単一のIDで簡単にログインできる。

同万博では、Soulbound Token(SBT)を活用したデジタルパスポートの提供も予定。SBTは譲渡不可のNFTとして、パビリオンや連携先事業者とのシームレスなサービス連携を実現。SBTのデザインには公式キャラクターの「ミャクミャク」が用いられ、親しみやすいデザインとなっている。

Web3ウォレットの導入も進行中。このウォレットは、各種SBT・NFTを保管するためのもので、万博関連イベントや連携事業者の施設・店舗での行動を通じて、SBT・NFTを獲得および、保管が可能。これらのデジタル資産は特典やクーポンとしての利用も想定されており、ウォレットはHashPortの「HashWallet」を基盤にしている。

NFTサービスに関してはSBIホールディングスが24年5月より、万博オリジナルNFTを「あつめる」サービスの提供を開始する。利用者はデジタルウォレットから遷移する特設サイトにおいて、ミャクーン!を獲得できる。ミャクーン!はブロックチェーンのXRPのLedger2上で発行される予定だ。このほかにも複数の獲得可能なNFTが用意されている。

23日現在の事業連携先は上記画像の通り。詳細情報は、確定次第公開される。SBTやNFTは特定の企業の所有・管理ではなく、ユーザーが直接管理できる。ユーザーの行動履歴や証明としての利用が期待され、デジタル資産の実社会での利用ケースの拡大が目指されている。同社は7月にアプリの概要を明かしていた

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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