Pepe(PEPE)が2024年11月以来、過去最大規模となる1日で4兆5400億トークンの取引所流出を記録した。保有者が供給を即時売却から遠ざけている動き。
この流出は、大口ウォレットによる着実な買いと同時に起きている。ミームコインは2024年12月の過去最高値から約90%下落した水準で取引が続く。
PEPEの取引所流出
オンチェーン分析企業Santimentが4兆5400億トークンの流出を報告した。これは2024年11月14日以来、最大の純取引所流出。
同社によれば、取引所上の供給が減ることで、即時売却可能なトークンが減少する。急激な売り圧力のリスクを低減する動き。
直近で類似する規模の流出は、大統領選後のミームコインブーム時に発生。当時PEPEは投機需要の高まりとともに過去最高値を更新した。
ただし、今回の流出には同様の熱狂はない。PEPEは2カ月ほど横ばいを続けており、大きなプロジェクト要因も出ていない状況。
「比較的静かな相場でミームコインが取引所から流出するとき、強気の保有者は『注目が戻る前にトークンがより強い手に渡っている』と捉えるだろう」と投稿は指摘している。
PEPE価格維持の中、クジラが買い増し
保有者データはこうした見方を裏付ける。Nansenによると、上位100のPEPEアドレスは過去30日で保有量を6.07%増加させた。現時点で約85兆9700億トークンを管理。
Nansenは同期間に「スマートマネー」による保有が307%急増した点も指摘しているが、この層の保有は約1080億トークンにとどまり、上位100アドレスと比較するとごく一部。保有の拡大は、トークン供給が長期保有者側へ移る動きを示唆。
こうした積み増しが示される中、PEPEは1カ月間で緩やかな上昇を記録。週次で3.4%、30日間で4.9%上昇。一方、直近24時間で1.64%下落となった。
積み増しが持続的な値動きへつながるかは、ミームコイン全体の需要次第。現状では投機的な関心が落ち着く中、保有者がポジション構築を進めているとみられる。
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