米国の資産運用会社プロシェアーズ社が運用するビットコイン先物ETF(BITO)が30日、ビットコインスポットETFへの注目を集める中、史上最高値(ATH)を更新した。SECによってビットコインETFのスポット申請を延期されたばかり中での高騰となった。
ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏によれば、プロシェアーズのBITOは同日、トータル・バリュー・ロック(TVL)で15億ドルに迫る勢いとなっている。
All this #Bitcoin ETF hype has driven ProShares' $BITO (Bitcoin Ffutures ETF) to a new all time high in assets. Closing in on $1.5 billion pic.twitter.com/b8advV1uGo
— James Seyffart (@JSeyff) November 29, 2023
同じくブルームバーグのアナリスト、エリック・バルチュナス氏もわずか30日間でプロシェアーズ・ビットコイン先物ETFの価値が2倍になったことを強調した。同氏は市場全体の価値が上昇した要因について、米SECがすぐにもビットコインETFを承認するだろうという期待感があると非難していた。
秘密鍵やビットコインアドレスを所有していなくても、スポットETFを使って合法的にビットコイン価格を取引できる一方、先物は単にビットコイン先物契約の価格変動へのエクスポージャーを提供し、暗号通貨の現在価格をコピーするという特長を持つ。
プロシェアーズ社の米国ETF銘柄は日本国内の大手証券会社でも取り扱いがあり、S&P500、ナスダック100、NYダウを対象指数としたETFとなっている。
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