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現実資産(RWA)トークンは9月に復活するのか

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Shota Oba

04日 9月 2025年 01:55 JST
Trusted-確かな情報源
  • RWAトークンは24時間で27.9%急騰し、カテゴリーの時価総額を$646億に押し上げた。機関投資家の採用が需要を牽引している。
  • CHEXは取引量の増加で10%上昇した。ONDOはBoPが0.66で強気の優勢を示している。SYRUPのRSIは成長の余地を示唆している。
  • ブラックロックとBNYメロンのトークン化ファンドへの進出が、RWAへの信頼を高め、業界全体に勢いを与えている。
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CoinGeckoのデータによれば、現実資産(RWA)が直近1週間で最も好調な暗号資産カテゴリーとなった。このセクターの価値は過去7日間で19.4%急騰し、過去24時間だけでも28%の上昇を記録した。

RWAトークンの市場時価総額は現在646億ドルに達している。

機関投資家の採用がRWAトークン上昇を後押し

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RWA関連トークンの急騰は、機関投資家の導入が加速していることが背景にある。大手金融機関が次々とトークン化市場に参入しており、BNYメロンとブラックロックがその先頭に立っている。

両社はトークン化マネーマーケットファンドを自社プラットフォームに統合しており、ブラックロックのBUIDLファンドはすでに総ロック価値(TVL)20億ドルを突破した。これは、トークン化が金融の世界にどれほど浸透しているかを示している。

以下、今週注目すべきRWA関連トークンを取り上げる。

CHEX、取引量増加で10%急騰

ユーティリティトークンCHEXは直近24時間で10%上昇。取引量も34%増えて270万ドルに達した。この価格上昇と出来高増加は、市場の関心が高まっていることを示す。

これは一部の小口取引によるものではなく、買いが広範に入っている可能性を示唆。買い圧力が続けば、CHEXは0.148ドルに向けた上昇が見込まれる。

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CHEX Price Analysis.
CHEX価格分析 出典:TradingView

一方で、売り圧力が戻れば0.079ドル付近まで下落する可能性もある。

ONDO、強い買い圧力で上昇、強気優勢

執筆時点でONDOは0.9703ドルで取引されている。ONDO/USDの日足チャートは強気の買い圧力を示している。

バランス・オブ・パワー(BoP)指標は0.66で推移し、買いが売りを上回っていることを示唆する。BoPは買い手と売り手の力関係を測定するもので、プラス圏は買い優位、マイナス圏は売り優位を意味する。

現在の数値は需要が供給を凌駕していることを示し、この流れが続けばONDOは1.05ドルを目指す可能性がある。

ONDO Price Analysis
ONDO価格分析 出典:TradingView

逆に売りが強まれば、0.9601ドルを割り込む恐れがある。

SYRUP、RSIが成長余地を示唆

SYRUPは過去1週間で5%上昇。相対力指数(RSI)は55.13に位置し、さらなる上昇余地を示している。

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RSIは0〜100の範囲で資産の買われ過ぎ・売られ過ぎを測定する。70以上は買われ過ぎ、30未満は売られ過ぎを示す。

現在の55.13という数値は、上昇トレンドにありつつ過熱感はなく、追加の上昇余地を残している。

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買いが続けば、SYRUPは0.502ドルを突破する可能性がある。

SYRUP Price Analysis
SYRUP価格分析 出典:TradingView

一方で、利益確定が広がれば0.367ドルまで戻るリスクがある。

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