スタンダード・チャータード銀行はこのほど、米国証券取引委員会(SEC)によるイーサリアム現物ETF(現物上場投資信託)の5月承認に悲観的な見方を示した。同行は以前、5月23日にSECがETH ETFを承認すると予想していたが、現在はその可能性が低いと見ている。
スタンダード・チャータード銀行のジェフリー・ケンドリック氏は、「SECとETF申請者間の建設的な対話がビットコインETF承認の前例に従って進むと見ていたが、現在までそのような対話は公にされていない」と語った。SECは、フランクリン・テンプルトンおよびグレースケールのイーサリアムETFに対する決定を延期し、フランクリン・テンプルトンのETFは6月11日、グレースケールのETFは6月23日に再評価すると見込まれている。
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長期的に同行はイーサリアムETFの承認に楽観的であり、現在の相場はレバレッジが下がっていると主張。そして最悪の市況は終わり、再び上昇トレンドに入る可能性があると示唆している。同行はビットコインの年末目標価格を15万ドル、ETHを8,000ドルとしている。
同行はビットコインに関しては現在の相場はレバレッジが下がっていると主張。今回の分析でアナリストが注目したのは、レバレッジをかけたロングポジションの強制清算で13日には、2.6億ドル相当のビットコインのロングポジションが清算された。ケンドリック氏は13日の清算規模について、23年10月以降で最大であったとし、「我々は、特に悪いニュースはすでに価格に織り込まれているため、清算によりで価格上昇の道が開けた言えるだろう」と語った。ケンドリック氏は「否定的な要因が徐々に取り除かれることで、BTCの構造的な強気要因が優勢となる」と結論づけている。
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