金融サービス大手SBIホールディングスはこのほど、2025年3月期の決算説明会を開催し、売上高が前期比19.3%増となる1兆4437億円となり2期連続で過去最高を更新した。
オンライン証券、銀行、保険などの金融サービス事業を総合的に展開する同社グループの中でも、暗号資産事業での増収が顕著だった。SBI VCトレードを核とする2025年3月期の暗号資産事業の収益は808億円で、前年比41.4%増という大幅収益で過去最高を記録した。
同グループ事業5部門において4部門が過去最高収益を記録するなど、同社にとって歴史的な決算期となった。

今期の好調な業績の背景について、同社は、以下2点を挙げている。
①トランプ大統領の就任により活性化した暗号資産市場は、暗号資産マーケットメイカーの英国B2C2社が大きく伸長したことに加え、暗号資産取引所でも顧客基盤の拡大や新施策が奏功したことで、同事業における税引前利益は過去最高を更新した。
②順調に顧客基盤を拡大する暗号資産取引所は、収益基盤の安定化に向け、ステーキングなどのストックビジネスやレバレッジ取引の更なる強化を図っている。
SBIグループの暗号資産事業を構成する企業には、SBI VCトレード、ビットポイントジャパン、 B2C2、HashHubgがあるが、中でも英国のB2C2社は、SBIが2020年に買収した大手マーケットメイカー。B2C2のOTC取引の出来高は、SBIと協業して以来、4倍に増加した。
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