SBIグループ傘下の暗号資産取引所SBI VCトレードは23日、カルダノ(ADA)エコシステムの新たなサイドチェーン「Midnight(ミッドナイト)」の開発主体であるMidnight Foundation(ミッドナイト財団)との提携を発表した。同社は、同チェーンのネイティブトークン「NIGHT」の初回エアドロップ「Glacier Drop」への対応を進める方針。
SBI VCトレードは、エアドロップの対応方針や実施手順、スケジュールなどの詳細については、社内調整が完了次第、改めて公表するとしている。
分散性とデータ保護の両立目指す新チェーン
ミッドナイトは、カルダノ共同創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏の構想に基づき開発が進められている新たなブロックチェーンである。2025年末までのメインネット稼働を目指しており、個人情報保護を重視しつつ、分散型のアーキテクチャを採用する。
同チェーンは、KYC(本人確認)や資産管理、オンチェーン投票など、プライバシーと透明性の両立が求められるユースケースを想定している。NIGHTトークンはその中核を担い、ガバナンスおよびユーティリティの両面で活用される予定だ。
多様な資産保有者が対象に
NIGHTトークンの初回配布「Glacier Drop」は、Midnightメインネットの本格始動に先立って実施される。今回のエアドロップでは、スナップショット時点で100米ドル相当以上の対象暗号資産を保有していたウォレットが対象となる。
対象資産には、カルダノ(ADA)のほか、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、ベーシック・アテンション・トークン(BAT)、バイナンスコイン(BNB)が含まれる。配布量は、保有資産額に応じて按分される。
Midnight財団によると、スナップショットはすでに実施済み。
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