セキュリティ・トークン(デジタル証券)を活用した資産運用プラットフォームALTERNA(オルタナ)は28日、京都府京都市のホテルをデジタル証券化し、販売を開始した。同プラットフォームは、大型不動産をはじめ安定的な賃料収入が期待できる不動産資産のトークン化を行い、少額から購入できる個人向けの投資サービスを提供する。
オルタナは、大手総合商社三井物産の子会社にあたる三井物産デジタル・アセットマネジメントが運営。今回販売されるデジタル証券は京都府京都市の宿泊施設「ホテルリソル京都 河原町三条」で、1口10万円から申込みが可能。仮申込の受付期間は8月22日まで。募集総額は11億6150万円(1万1615口)で、運用期間は約5年2カ月の予定。デジタル証券を購入した場合、口数に応じて宿泊料収入をもとにした分配金を受け取れるほか、物件が売却された場合も売却益が分配される。
なお、オルタナで販売されるデジタル証券は、東京・日本橋人形町の賃貸住宅に次いで2件目となる。今回販売されるデジタル証券の詳細は以下の通り。
- 商品名:三井物産のデジタル証券〜京都・三条〜(譲渡制限付)
- 発行口数:1万1615口
- 販売金額:1口10万円
- 申込単位:1口以上1口単位
- 運用期間:5年2ヶ月(予定)
- 予想される分配金利回り:3.6%
セキュリティ・トークン(デジタル証券)とは:
株式や債券などの有価証券を、ブロックチェーン技術によりデジタル化したもの。有価証券の権利を分割し小口化できるため、投資の選択肢を増やせる。今後の成長市場として期待されており、日本国内でも案件数が増加傾向にある。
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