ソラナ上のトークン化株式の取引高は、過去1年で134万ドルから33億2000万ドルへと急増した。ソラナはこの動向について「インターネット資本市場」とコメントした。
この数値は約2400倍の増加となる。オンチェーン資本市場への機関投資家の関心が加速していることを示す。
ソラナ株式がトークン化拡大の先頭に立つ
この成長は、ネットワーク全体でのトークン化資産の広範なシフトを反映する。コモディティ、クレジット、コレクタブル、株式を合計した月間取引高は、2025年6月の約1億5600万ドルから1年後には数十億ドル規模に拡大した。ソラナの公式アカウントはXでこのチャートデータを共有した。
株式だけでも4月の6億7000万ドルから6月には33億ドルに達し、カテゴリとして過去最高値となった。この拡大はSecuritizeのNYSE上場を受けたもの。Securitizeは7月にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場し、ネットワーク上でSpaceX関連のSECZ株式をトークン化した。
この潮流は、今夏初めに樹立された新たなトークン化記録の流れも引き継ぐ。ただし、SOL価格はネットワークのオンチェーン成長に遅れをとっている。
BeInCryptoのデータによると、トークンは76ドル付近で推移し、過去24時間で2%超下落した。ネットワーク上のトークン化株式は2026年上半期に49億ドルに達した。この数値は2025年下半期の7億7500万ドルから6倍超の増加となる。
ホーズリー氏、ソラナのデータを「裏付け」と評価
ホーズリー氏はBitwise Asset Managementの共同創業者兼最高経営責任者。従来型金融がオンチェーンに移行している証拠と位置付けた。
このネットワークは、直近数週間で世界のクロスチェーン型トークン化株式取引量の95%超を処理したとされる。この数値はホーズリー氏が引用したレポートに基づく。
Grayscaleのアナリストも同様に、トークン化の恩恵を受ける5つのアルトコインについて言及した。勢いが続けばさらに伸びる可能性があると分析。この見解もホーズリー氏の指摘する流れと同じで、発行体がオンチェーンでの上場に同ネットワークを選び続けている点が前提となる。
機関投資家の関心は米国以外にも拡大
このトレンドは米国市場にとどまらない。SBIホールディングスは最近、ソラナ財団と提携し、日本向けのオンチェーン金融インフラ構築を進めている。この合意は円建てステーブルコインとトークン化資産を対象とする。
一方、より広い視点では注意も必要だ。最近の業界レポートによると、広範なトークン化市場の半数程度は、週次の取引がまったくないとの結論。こうした中でも見出しとなる取引高は増え続けている。
今後もこのペースが続くかどうかは、今後さらなる発行体がオンチェーンで株式上場を選択するかにかかる。個別のレポートや発表よりも、その流れ自体が市場で重視される。








