詳細を見る

Spotify、プレイリストで新NFTをテスト

4 mins
記事 Josh Adams

ヘッドライン

  • ストリーミング最大手Spotifyが新NFTをトライアル
  • 同社はコミュニティに「トークン対応」プレイリストの作成を要望
  • 新NFTは特定のトークンホルダーが利用できるサービス
  • promo

音楽ストリーミングの最大手Spotifyが、NFTのテストを現在行っている。しかし、同NFTの「トークン対応プレイリスト」が恒久的なサービスとなるかどうかはまだわからない。

Spotifyは「トークン対応プレイリスト」と呼ばれる新サービスを試験的に導入しているが、これはNFTホルダーが自身のウォレットを接続して、キュレートされた音楽へのアクセスを可能にするものだ。このサービスは、ムーンバーズ(Moonbirds)フルフ(Fluf)オーバーロード(Overlord)キングシップ(Kingship)の各トークンホルダーのみがアクセスでき、固有のリンクを通じてのみ利用可能となる。

これらの「トークン対応」プレイリストは、一般にトークンゲートと呼ばれている。ユーザーが特定のトークンを保持しているかどうかによって、コンテンツへのアクセスを制限する仕組みだ。

なお、3ヶ月間のテスト期間中、カスタマイズされたプレイリストは定期的に更新される予定。

Spotifyはサービスの継続は明言せず

OverlordがTwitterで確認したところ、アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランドなどの特定の国のAndroidユーザーのみが今回のサービスを利用できるとのこと。NFTXのApoorv Lathey氏は、Spotify上でのキングシップのプレイリスト・スクリーンショットを公開し、順番にアクセスする方法を紹介している。

しかし、Spotifyはこのサービスを拡大するための今後の計画については明らかにしていない。コインデスクによると、Spotifyは 「ユーザー・エクスペリエンスを向上させるために、日常的に多くのテストを行っている 」と述べているとのことだ。

「その中には、私たちの幅広いユーザー・エクスペリエンスのための道を開くことになるものもあれば、重要なラーニングサービスとしてのみ提供するものもあります」と同社の広報担当は語っている。

Spotufyは、4億8,900万人以上の加入者を抱える同社のストリーミングサービスに、以前にもNFTを組み込むことを試みたことがある。昨年は、Steve AokiやThe Wombatsといったアーティストを選んで、それぞれのプロフィール上でNFTを宣伝することを認めている。

また1年前には、SpotifyはWeb3に関連する新たな役割を喧伝し始めてもいる。 今回の(NFTテスト)は、おそらくそうした一連のプロセスの成果の1つとみられる。

ビインクリプト(BeInCrypto)は、上記記事についてさらにコメントを求めてSpotifyに連絡を取りましたが、記事の公開時点で回答は得られていません。

ベスト暗号資産取引所

Trusted

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Takashi-HIgashi-new.jpg
Takashi Higashi
国際広報、海外の先端技術調査、海外企業との提携等をこれまで行ってきました。ここ数年、暗号資産に関心を持ってウオッチしています。
READ FULL BIO
スポンサー
スポンサー