暗号資産(仮想通貨)ステラルーメン(XLM)は14日、年初来高値を更新する急騰を記録した。その後は調整が入ったものの19日から再度高騰。本稿執筆時点で前日比24%増の0.174ドル(24.4円)。強気相場の継続が予想され、今後も高値更新の可能性があると見られている。なお、ステラルーメンはbitFlyer、bitbank、SBI VCトレードなど国内の各暗号資産取引所に上場しており、有名アルトコインとして日本のユーザーから人気が高い。
ステラルーメン、強気トレンドへ転換か|0.13ドル上値抵抗線を突破
週足チャートのテクニカル分析によると、ステラルーメンは10日、400日間にわたり機能していた上値抵抗線(レジスタンスライン)の0.13ドルを上抜けした。このブレイクアウトにより、年初以来の高値を更新し、一時0.20ドル付近に達した。通常、長期的な上値抵抗線からのブレイクアウトは、強気トレンドへの転換を示唆するケースが多い。
その後が調整が入り急落し、長い上ヒゲ(赤のアイコン)を形成した。価格は上値抵抗線の上方を維持しており、サポートと して有効である可能性が高い。

また、週足チャートにおける相対力指数(RSI)は強気トレンドを示唆している。現在、RSIの数値は50を上回り、上昇傾向にある。
RSI(相対力指数)とは:
暗号通貨が買われすぎか、売られすぎかを判断する指標として利用される。数値は0~100で表され、一般的に50以上で強気トレンド、50以下で弱気トレンドと判断される。価格が反発するとRSIも反発する場合が多い。
ステラルーメン、強気トレンド継続の場合0.23ドルまで上昇か
日足チャートのエリオット波動カウントもまた、強気トレンドを示唆している。最も可能性の高いシナリオとして、現在、ステラルーメンは推進5波のうち第4波にある。このカウントが正しければ、すでに価格は底値に達しており、まもなく次のレジスタンスゾーンである0.23ドルまで上昇し、その後調整が続くだろう。

一方で第1波の高値となった0.12ドル(赤線)を下回ると、波動カウントが無効になり、弱気トレンドが示唆される。その場合、下値支持線(サポートライン)の0.09ドルまで下落する可能性がある。
翻訳:BeInCrypto Japan
原文:Stellar (XLM) Price Surges to 15-Month High: What’s Next?
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