トラスティッド

SUI、メインネットをローンチ|価格は40%弱下落

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

スイ・ブロックチェーンは3日、メインネットをローンチした。ネイティブトークンのSUIは各暗号資産(仮想通貨)取引所にて上場するも大きな下落を見せている。本稿執筆現在、SUIの価格は37%の下落をしている。

画像:コインゲッコー

暗号通貨トラッキングサイト、コインゲッコーのデータによれば、同日バイナンス、OKX、クーコイン、バイビットなどの暗号資産取引所で取引を開始されて以来、2.16ドルから約37%下落して1.45ドルを推移している。同コインは現在、時価総額は7.79億ドルで、ランキングではCRVに次いで64位に位置している。さらに、取引量の割合では、バイナンスがトークンの取引量の大部分を占め、合計は9億4,100万ドルを超えた。取引量ではバイナンスがSUIボリュームの約49%を占め、続いてBybitが13%、OKXが10%、KuCoinが7%を占めている。同トークンの総数は100億を上限としており、最初の循環供給は約5億2800万で、トークン総数の5.28%に相当する。

コインベースクラウドと提携

同社は4日、コインベースクラウドと提携し、ユーザーにノンカストディアル・ステーキングサービスを提供することを発表。コインベースクラウドは、SUIのエンドユーザーにステーキングサービスを提供するために、ユーザーが選んだカストディアルソリューションと統合する。これにより安全で信頼性の高いノンカストディアル・ステーキングインフラストラクチャを提供する。

同ブロックチェーンは、アデニイ・アビオドゥン氏率いるWeb3企業「ミステン・ラボ」が開発。アビオドゥン氏は元ディエム主要メンバーだった。スイは、速さを重視した分散型スマートコントラクトプラットフォームで、コンセンサス・アルゴリズムはDPoS(デリゲート・プルーフ・オブ・ステーク)を採用。プログラミング言語Moveの改良版を活用することで、イーサリアムやソラナなどの他のネットワークと比較して高速なトランザクションと改善されたスケーラビリティを提供することを目指している。ネイティブトークンSUIは、ガス代として使用され、オーナーは運営者にステーキング委任し、スイが運営を行う。使用されたガスは運営者と委任者に分配される仕組みだ。加えて、SUIでは今後数週間で200種類以上のdApps(分散型アプリケーション)がSUIネットワーク上で公開される予定とのこと。

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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