アーティストの村上隆氏は23日、NFT保有者を対象に「もののけ 京都」コレクションカードのプレセールを開始する。同コレクションカードの販売は京都市美術館90周年記念展として、2月3日から京都市京セラ美術館で開催される個展「村上隆 もののけ 京都」にちなんで行われる。同個展では5万枚限定の配布カードを求め入手競争が加熱した。コレクションカードはMurakami.Flowersトレーディングカード108フラワーズに基づく。

プレセールはNFT保有者を対象にしており、利用者はカイカイキキマーケットプレイスのリーダーボードシステムに基づくポイントとランキングで購入資格が決まる。リーダーボードシステムは、ユーザーがマーケットプレイスでNFTを購入した履歴、保有しているNFTの数や保有期間、2次市場での取引結果に基づいてポイントが付与される。
プレセールは2段階に分かれており、第1段階は23日午後10時から、リーダーボードで上位100位内の者が最大12箱の購入が保証される。24日には、上位1000位内の者を対象に第2段階が開催され、こちらは最大6箱まで購入可能であるが、先着順となるため購入は保証されない。第1段階の未購入分は第2段階に持ち越される。
1パック550円、1箱6600円で購入可能
全体の供給量は200カートンで、1カートンには12箱、1箱には12パックが含まれており、1パックには5枚のカードが封入されている。各カードパックの定価は税込550円、1箱の定価は税込6600円と設定されている。
国内では、東京都、大阪府、愛知県などの主要都市に位置する店舗が取り扱っており、オンラインストアでも購入が可能である。なお、日本国外への配送を希望する場合は、事前にTenso.comに登録し、日本の住所を取得する必要がある。カイカイキキは3月、NFTトレーディングカード「COLLECTIBLE TRADING CARD」が返礼品のふるさと納税のプラン第2弾をリリースした。
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108フラワーズは23年12月2日に発表され、オンラインサイトで日本国内向け一般予約販売が行われ即完売した。2次流通市場では販売価格をの6600円を大きく上回る10万円台での取引も散見され、2月13日には抽選再販を行っていたところだ。
Murakami.Flowersとは?
村上隆の「Murakami.Flowers」は、1970年代の日本のテレビゲーム風のドット絵で描かれた花を特徴とするNFT作品だ。同NFTの発行数は108という数字をキーワードに、花と背景の108種類ずつを掛け合わせ、合計1万1664種のNFTを生み出している。数の選定は、煩悩の概念に基づいたもので、仏教的な発想を取り入れている。コレクションには特別なNFTも含まれており、「Bonnō Proof」と名付けられた限定108個のNFTも流通している。
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