暗号資産市場は2025年5月第1週、約6億2140万ドル相当の新規トークンを迎える見通し。ハイパーリキッド(HYPE)、エセナ(ENA)、レッドストーン(RED)など主要プロジェクトにおいて、大量の新規トークンが市場に供給される。
これらのロック解除は、市場の変動要因となり短期的な価格推移に影響を及ぼす可能性がある。今後注目すべき動きを以下にまとめる。
1. ハイパーリキッド(HYPE)
- ロック解除日:5月6日
- ロック解除予定トークン数:42万2000 HYPE
- 既発行供給量:4億2524万 HYPE
- 総供給量:10億 HYPE
ハイパーリキッドは、独自のレイヤー1ブロックチェーン上に構築された先進的な分散型永続先物取引所である。高性能な取引、低遅延のオンチェーン板、秒未満で決済が完了する点が特徴。
5月6日にチームは42万2000HYPE(1750万ドル相当)をロック解除する。これは既発行供給量の0.18%にあたる。
チームはロック解除された供給分を主にコア貢献者へ割り当てる。Tokenomistは、HYPEは過去のロック解除予定数量と比べ、実際の受領量がかなり少ない傾向にあると指摘している。
2. エセナ(ENA)
- ロック解除日:5月5日
- ロック解除予定トークン数:1億7188万 ENA
- 既発行供給量:80億900万 ENA
- 総供給量:150億 ENA
エセナは、イーサリアム(ETH)上に構築された合成ドルプロトコルである。主力プロダクトは合成ドル型ステーブルコインUSDe。ENEは同プロトコルのガバナンストークン。
5月5日にチームは1億7188万 ENA(1728万ドル相当)をロック解除する。これは既発行供給量の2.12%に相当。
エセナはこのうち9375万トークンをコア貢献者に付与する。また、投資家には7813万ENAを配分。
3. レッドストーン(RED)
- ロック解除日:5月6日
- ロック解除予定トークン数:4085万 RED
- 既発行供給量:3億3494万 RED
- 総供給量:10億 RED
レッドストーンは、信頼性の高いリアルタイム外部データを、主要なブロックチェーンのスマートコントラクトやDeFiアプリに提供するモジュラー型オラクルプロトコルである。
チームは5月6日に4085万 RED(554万ドル相当)をロック解除する。既発行供給量の12.2%に該当。
ロック解除された供給分は4つの用途に分配される。アーリーバッカーに2642万トークン、コア貢献者に556万REDを配分する。
さらに、エコシステムおよびデータプロバイダーに554万トークンを割り当てる。残り333万トークンはプロトコル開発に充当。
これら3件に加え、スペース・アンド・タイム(SXT)、オピニオン(OPN)、バウンスビット(BB)でも5月第1週に新規供給の流入が予定されている。





