ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズのトム・リー会長は、暗号資産の「春」が始まったと表明した。
4月下旬、リー会長は暗号資産の冬が秋まで続くとする市場の見方に反論し、下落局面が終息に近いとの認識を示した。
「私たちの見解では、暗号資産の春が始まった。これまでのサイクル同様、暗号資産価格が上昇する中でも投資家センチメントや確信度は抑制され、弱気にとどまっている」と同氏は述べた。
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同氏は、CLARITY法案が成立しても否決されても、いずれの場合も「暗号資産の春の到来を裏付ける」と説明した。
トム・ティリス上院議員およびアンジェラ・オールソブルックス上院議員はCLARITY法案におけるステーブルコイン報酬に関する超党派の妥協案で合意した。法案の文言は、準備金に対するステーブルコイン利回りを禁止する一方、取引ベースの報酬は認めている。
リー会長はこの枠組みを容認できるものと評価し、年内の可決に期待感を示した。Polymarketのトレーダーは、2026年に法案が可決される確率を60%超と見積もっており、1か月以上ぶりの高水準である。
イーサリアムを支える2つの構造的要因
暗号資産相場の次の上昇局面をけん引する要因として、リー会長はイーサリアムに有利な2つの構造的な力を挙げた。ウォール街によるトークン化のイーサリアムチェーンへの移行と、中立的で開かれた基盤を必要とするエージェンティックAIシステムからの需要拡大である。
リー会長は、イーサリアムはトークン化を担う主要なスマートコントラクト基盤であり、エージェンティックコマースの成長を後押しできる位置にあると指摘した。またイーサリアムは、価値の保存手段と決済手段の双方として活用が拡大していると付け加えた。
「イーサリアムのこの役割は、イラン戦争勃発以降の高パフォーマンスで示されたと言える。イーサリアムは戦争開始以降、S&P500を1380ベーシスポイント上回り、原油価格を除けば世界でも有数の高パフォーマンス資産となっている」とリー会長は述べた。
イーサリアム財務会社は5月4日、自社の保有状況を明らかにした。暗号資産と現金の合計は131億ドルに達し、イーサリアムの保有量は518万ETHで、全供給量の4.29%に相当する。
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