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ユニスワップ創業者、テストトークン「Hayコイン」99%を焼却

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ヘッドライン

  • ユニスワップのヘイデン・アダムス創業者は21日、保有するHayコイン(HAY)の99.9%を焼却し、取引価格は450万ドルへ急上昇した
  • Hayコインは2018年、ユニスワップv1のローンチにあたってテスト用に発行されたトークン
  • 16日以降、一部ユーザーによるHayコインの高額取引が観測され、同通貨は投機対象となっていた
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分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)のヘイデン・アダムス創業者は21日、保有するHayコイン(HAY)の99.9%を焼却(バーン)し、取引価格が450万ドルへ急上昇した。Hayコインは2018年、ユニスワップv1のローンチにあたってテスト用に発行されたトークン。アダムス氏は総供給量のほぼ全てを自身のウォレットで保管していた。暗号通貨HAYは、ユニスワップv3で入手可能。

16日以降、一部ユーザーによるHayコインの高額取引が観測され、同通貨は投機対象となっていた。Hayコインのシンボルはアダムス氏のX(旧Twitter)アカウントのプロフィール画像で、ミームコインを想起させる。アダムス氏はHayコインの焼却について「人々が投機する暗号通貨の99%以上を所有することに不安を感じ、全て焼却することにした」と説明。Hayコインの今後について、以下のコメントを残している。

今後関与するつもりはなく、ウォレット上の暗号通貨HAYはすべて焼却した。トークンシンボルについても、私のPFPではない新しいロゴを希望する。場合によっては(現在のシンボルである)私のプロフィール画像を削除する可能性もある。

ヘイデン・アダムス氏X

暗号通貨の焼却(バーン)とは:
暗号通貨を互換性のないアドレスに送り、永久に流通から排除すること。トークンの価値を高めるため、総供給量の一部を焼却する場合がある。

HAYコイン、1週間で約7倍に|ピーク時450万ドル超

暗号資産(仮想通貨)トラッキングサイトCoinGeckoによると、16日時点でHayコインの価格は65万ドルだったが、23日には453万2822ドルまで上昇。本稿執筆時点の取引価格は277万9867ドル。一部のユーザーは、アダムス氏がHayコインの焼却前に一部を売却し、利益を得ていたのではないかと懸念を示した。アダムス氏は「数年前にテスト取引で少額を売却して以来、Hayコインを取引したことはない」と説明。

ブロックチェーン・エクスプローラーEtherscan(イーサスキャン)によると、焼却後も、流通する残りのHayコインの流通量は現在、95.3432枚。そのうち「0xFB263」から始まるウォレットが54.11%に相当する51.594枚を保有している。

Hayコイン価格(CoinGecko
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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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