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国内取引所取り扱い仮想通貨XDC、前日比30%以上の高騰=実務利用に期待が高まる

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貿易金融の効率化を目的とした国内取引所取り扱い暗号通貨(仮想通貨)XDCは3日、前日比30%以上の高騰を見せている。XDCは暗号資産取引所のSBIVCトレードにて購入が可能だ。

暗号資産トラッキングサイトのコインマーケットキャップによれば、本稿執筆時のXDCの価格は12.22円で年初来最高値を更新。24時間の取引量ランキングでは90位に位置。時価総額ランキングは43位に位置している。

XDCの高騰には7月20日にイギリスで正式に法制化された2023年電子貿易書類法が起因していると見られる。同法律は、古い商取引法を更新し、貿易書類のデジタル保存と配布を可能にするもので、ブロックチェーンが利用される可能性があり、9月に施行予定とされている。これを受け、XDCの実務利用に期待が高まっている。

SBI VCトレードは13日、同取引所が提供するXDCネットワーク(XDC)のステーキングサービスを開始していた。今後はXDCの日本オフィス開設を皮切りに、国内でのユースケース拡大、SBIグループ企業との提携も模索していくとしている。XDCは米R3社開発のブロックチェーンプラットフォームCordaと連携しており、同社の決済用トークンとしても利用可能だ。

XDCとは?

XDCネットワークは年間2,000兆円と言われる貿易金融の効率化を目指し、企業や金融機関などエンタープライズに特化したブロックチェーン。XDCではDPoS(Delegated Proof of Stake)をさらに改良した独自のコンセンサスアルゴリズムにより、処理能力の効率化や低い手数料を実現。1秒あたりの処理数(TPS)は2,000トランザクションで、平均手数料0.00001ドル。高速かつ安価な取引の提供により、貿易金融やサプライチェーン管理、クロスボーダーペイメントなど世界中の経済活動における活用が期待されている。

  • DPoS(Delegated Proof of Stake)とは、ブロックチェーンのコンセンサス・アルゴリズム。トークン所有者が代表ノードを選出し、効率的なブロック生成を行う。これにより、エネルギー消費が少なく、高速なトランザクション処理が可能となる。
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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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