リップル（XRP）価格、下値支持線への局面 ― 下降かもみ合いか

リップル（XRP）価格は7月13日以降、下降傾向で、11月13日には下降レンジで高値をつけた。

この下落はXRPを極めて重要な水平サポートエリアに近づけている。価格が跳ね返されるか、拒否されるかで、トレンドの方向性が決まる。

リップルはレンジ高値の拒否後下落

週足タイムフレームのテクニカル分析によると、XRP価格は年初から上昇トレンドラインの上で上昇している。

直近では、10月にトレンドラインで跳ね返され（画像：緑色のアイコン）、大幅な上昇が始まったた。この上昇にもかかわらず、XRPはレンジの高値を抜けなかった。

その代わり、長いアッパーウィックを形成して下落した（赤いアイコン）。このようなウィックは売り圧力の兆候と考えられている。

現在、XRPは水平レンジの真ん中で取引されて いる。

市況を評価する際、トレーダーは相対力指数（RSI）をモメンタム指標として使用し、市場が買われすぎか売られすぎかを判断し、資産を蓄積するか売却 するかを決定する。

RSIの数値が50を上回り、上昇トレンドであれば強気派が有利ですが、50を下回ればその逆となる。

RSIは下降中でありながら50を上回っているため、混合値を示している。

アナリストはこの上昇をどのように語るか

暗号通貨トレーダーとアナリストは、長期的なXRP価格のトレンドは強気であると考えています。

CryptoToesTAは強気の逆ヘッドアンドショルダーパターンを掲載し、ネックラインからのブレイクアウトが大幅な価格上昇のきっかけになることを示唆しています。

EgragCrypto氏は、今後のトレンドについて極めて強気な見方をしている。彼は2024年末までの値動きについて2つのシナリオを掲載している：

「しかし、過去の記録は2つのシナリオを提示している：

A) 5ヶ月の調整：A）5ヶ月の調整：5ヶ月の調整局面の後、1500％という驚異的な急騰が続く。もし歴史が繰り返されるのであれば、2024年4月1日以降、#XRPは現在の価格から10ドルまで急騰する可能性がある。
B) 12ヶ月統合：別の例では、8000%という驚異的な急騰の前に、12ヶ月の統合があった。もし、歴史がこのシナリオを反映するならば、#XRPは2024年11月1日開始の現在の位置から50ドルに急騰するかもしれない。

CryptoInsightUKも強気ですが、その代わりにビットコイン（BTC）に対して価格が上昇すると考えています。

XRP価格予測：価格は反発か、下抜けか？

週足と同様に、日足も複雑な動きを示しています。これはRSIと値動きによるものです。

10月19日、XRP価格は長期下降トレンドラインからブレイクアウト（下抜け）した。これは一見、以前の調整が完了し、新たな上昇の動きが始まったことを示してる。

しかし、XRP価格は11月13日に0.618フィブ・リトレースメントのレジスタンス・レベルに拒否され、長い上ウィック（赤いアイコン）を形成した。このウィックは売り圧力の兆候であり、0.74ドルのレジスタンスエリアを検証した。

日足RSIは低下しており、50を下回っている。しかし、強気ダイバージェンス・トレンドライン（緑）はまだ維持されており、上昇がまだ有効である可能性がある。

このようなさまざまな読みが交錯した結果、0.55ドルのサポートエリアに対する XRP価格の反応が、今後のトレンドを決定する鍵となるだろう。同エリアは長期上昇トレンドラインとも重なるため、これを割り込めば上昇相場が終わったことが確定する。

その場合、次のサポートである0.42ドルまで30%の下落が予想される。

一方、0.55ドル付近で強い反発があれば、XRP 価格は0.618フィブのレジスタンスを再訪 する可能性がある。これは、現在の価格から22％、0.55ドル付近から35％の上昇となる。

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