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DeFiポートフォリオツールZerion、ツイッターのハッキング被害

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DeFi(分散型金融)管理ツールZerion(ゼリオン)が15日、ツイッターアカウントをハッキングされ、一時乗っ取られたもよう。現在は回復しており、ハッキングの原因を調査中とのこと。ハッカーは同日朝、ハッキングしたゼリオンのツイッターアカウントを悪用し、暗号資産(仮想通貨)エアドロップの偽装ツイートを投稿していた。なお、問題のツイートは本稿執筆時点で削除されている。

問題のツイートは15日6時52分に投稿された。ゼリオンの独自トークンをうたった架空のトークン「ZRN」エアドロップを偽装し、フィッシングサイトと思われるリンクを記載。このリンクはZRNトークンのエアドロップ申請サイトに見せかけ、ウォレットの接続と署名を促すもの。ユーザーは署名を行った場合、ウォレット資産を抜き取られる。一部のユーザーはフィッシング詐欺の被害にあったもよう。被害総額については現在不明。

https://twitter.com/kawasenot/status/1669101383889592320

ゼリオンはノンカストディアルウォレットで保有している暗号通貨やNFTの資産管理ができるDApp(分散型アプリケーション)。取引履歴データのCSV出力に対応している点が特徴的で、DeBank(デバンク)やZapper(ザッパー)に並ぶDeFiポートフォリオツールとして人気が高い。

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Shunsuke-Saito.png
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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