トラスティッド

上海アップグレード後のイーサリアム(ETH)出金、2800億円を突破

3分
投稿者 Shunsuke Saito
編集 Shigeki Mori

イーサリアム・ブロックチェーンで17日、暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)の出金総額が100万枚(2,800億円相当)を突破した。中国人暗号資産アナリストWu Blockchain氏がTwitterで速報した

イーサリアム・ブロックチェーンは13日、大型アップグレード「Shapella(上海)」の実装に成功。これにより、ステーキングされている約1,800万ETHおよび、バリデータノードのステーキング報酬引き出しが可能となった。

暗号資産のトークンアンロック情報を提供する「Token Unlocks」によると、出金待ちのイーサリアム枚数は記事執筆時点で87万3,000ETH(2,460億円相当)。

トークン・アンロック(Token Unlock)とは、運営チームや開発者、初期投資家といったプロジェクトの貢献者に割り当てられたトークンが、一定期間、出金制限された後に放出されるイベント。一定期間の経過によって権利が確定される契約条件は「べスティング(Vesting)」と呼ばれ、大量売却によるトークン価格下落を避けるために設定される。

イーサリアムは前週比12.7%高を記録し、一時2,100ドルまで回復。この水準を上回ったのは2022年5月のテラ(LUNA)ショック以来、11ヶ月ぶりとなる。

なお、イーサリアム・ステーキング最大手のリド・ファイナンス(Lido Finance)は、イーサリアム出金をまだ開始していない。ステーキングされているイーサリアムのうち、約31%に相当する572万ETH(1兆6千億円相当)がリド・ファイナンスに集中している。

ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
Bybit Bybit 見る
Coinrule Coinrule 見る
ベスト暗号資産取引所
Bitget Bitget 見る
Phemex Phemex 見る
Margex Margex 見る
Bybit Bybit 見る
Coinrule Coinrule 見る

Follow us on:

X(Twitter):@BeInCryptoJapan
Telegramチャンネル:@BeInCrypto Japan オフィシャルチャンネル

免責事項 - Disclaimers

当ウェブサイトに掲載されているすべての情報は、誠意をもって作成され、一般的な情報提供のみを目的としています。当ウェブサイトに掲載されている情報に基づいて行う一切の行為については、読者ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。

Shunsuke-Saito.png
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
筆者の紹介を全文表示
スポンサー
スポンサー