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カルダノ(ADA)次期大型アップグレード見据え、開発環境を改善|イーサリアムとの互換性向上目指す

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著者:
Shota Oba

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編集:
Shigeki Mori

14日 2月 2024年 20:30 JST
Trusted-確かな情報源
  • カルダノ(ADA)の開発を行うInput Outputは13日、カルダノの迫る次期アップグレード「Changハードフォーク」の一環であるPlutus V3についてのブログを公開した
  • チャールズ・ホスキンソン創設者は、Plutus V3はCardano上のdAppsとブロックチェーンの相互運用性をもたらすと指摘する
  • 新しく追加された「Sums of Products(SOP)」機能が、様々なタイプのデータを直接表現できるようになり、スクリプトがより小さく、より手頃な価格で、プログラムの実行速度が30%向上する
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カルダノ(ADA)の開発を行うInput Outputは13日、カルダノの迫る次期アップグレード「Changハードフォーク」の一環であるPlutus V3についてのブログを公開した。チャールズ・ホスキンソン創設者はPlutus V3はCardano上のdAppsとブロックチェーンの相互運用性をもたらすと指摘する。

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Input OutputとMLabsが共同で開発したPlutus V3は、パフォーマンス、スループット、スマートコントラクトのサイズ、プラットフォーム能力に注目し、Cardanoのスマートコントラクト環境に革新をもたらすという。このアップグレードにより、開発者はスマートコントラクトをより効率的かつ簡単に作成・展開でき、コスト削減と新規参入が促進される。アップグレードは、SanchoNetと呼ばれるテストネット上で利用可能となり、開発者は新しい機能を試すことができる。

イーサリアムとの互換性が改善

Plutus V3の最も重要な点は、開発者がイーサリアムからスマートコントラクトを容易に移行できるようにすること、および新たなサイドチェーンブリッジの作成を可能にすること。これにより、Cardanoはより多くの開発者を惹きつけ、エコシステムの拡大を試みる。カルダノではPiamaなどが相互運用性ソリューションを提供してきているが、他のチェーンとの互換性が課題とされてきた

プログラムの実行速度は30%向上

さらに、Plutus V3は開発者が利用できるツールと機能を拡張し、スマートコントラクトの作成における新しいアプローチを提供する。新しく追加された「Sums of Products(SOP)」機能が、様々なタイプのデータを直接表現できるようになり、スクリプトがより小さく、より手頃な価格で、プログラムの実行速度が30%向上する。Input OutputはCardanoのスマートコントラクトの採用と開発者体験の向上は、エコシステムの成長に不可欠であると指摘した。

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