アンドリュー・テイト氏が、6億5000万TATEトークン全てのエアドロップ分を約2万3000ドルで売却したことが、オンチェーンデータから明らかになった。この売却は、自身のウォレットに送付されたトークンについて「保有」「バーン」「絶対に売却しない」と繰り返し公言してきた姿勢と矛盾する。
今回の売却は、同氏にとって厳しい状況をさらに加速させた。6月にはビットコイン(BTC)の40倍レバレッジポジションで約9万5000ドルの損失を出している。
「ダイヤモンドハンズ」公約、2万3000ドルで終焉
オンチェーントラッカーのWhaleInsiderによると、テイト氏のウォレットはJupiterを介して全トークンを2万3264ドルでスワップした。トークンは全供給量の約65%に相当する。
供給の約3分の2にあたる持ち分が2万4000ドル未満で処分されたことは、流動性が極めて低いことを示している。この売却は、テイト氏の「売却しない」という立場とも食い違っている。同氏は10月や4月の投稿でもこの姿勢を繰り返していた。
「何のために売る?金?笑 ジートしない。ダイヤモンドハンズだ」 と2024年12月にテイト氏は投稿している。
$DADDY全盛期にも、テイト氏は自らのパブリックウォレットが未売却であることを証拠として示していた。
トレーダーは$DADDYと同様の動きを指摘
一部のトレーダーは、テイト氏が$DADDYのコミュニティ主導と高騰前に共有した画像と同じものを再投稿していると指摘する。売却圧力が解消されたことで反発の余地があるとする見方も出ている。しかし、過去の著名人トークンの急落事例を見ると、こうした回復は持続しにくい傾向がある。
この過去実績には両面がある。DADDYは2024年6月に最高値0.29ドルを記録したが、現在までに約94%下落しているとCoinGeckoは示している。
専門家らは繰り返し著名人ミームコインのリスクについて警告を発しており、流動性の薄さや供給の集中を挙げている。
この大量売却はまた、テイト氏が新たに40倍レバレッジで仕掛けたビットコインロングポジションにも続く。ハイパーリキッドで24時間に8回清算され、ポジションを9万5478ドルの損でクローズした。Lookonchainのデータによれば、同氏のキャリア通算清算回数は107回、累計損失は約80万ドルに上る。
今後数日で、売却圧力が消えたことでTATEが再浮上するか、それとも短命なブームであったことが明確になるかが問われる。









