大手テック企業アップルは5日、複合現実(MR)ヘッドセット「Vision Pro」の2024年初頭から販売を開始する。世界開発者会議(WWDC)で明かした。
仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を合わせた複合現実の世界において、ユーザーは高画質コンテンツへの没入できるようなるほか、現実世界の視界上でメッセージや通知などを受け取ることが可能。「アイサイト」と呼ばれる機能が特徴で、仮想環境モードにおいても、人が近くに来たことを感知すると自動的に視界に入りアイコンタクトができる。
Vision Proの価格は3499ドル(約49万円)で開発には7年余りがかけられた。メタ社のQuest の価格499ドル(日本では7万4800円)と比較すると価格差がある。現在メタ社のQuestはVRヘッドセット市場で81%のシェアを持つ。
同ヘッドセットに関してはこれまで、ウォールストリートジャーナルなどの大手報道社らが報じており、メタバース銘柄は全面高になっていた。同公開を受け、メタバース銘柄は一時高騰するもSECによるバイナンスおよびチャンポン・ジャオCEOの提訴を受け全面安に。暗号資産トラッキングサイトのコインゲッコーによると現在、メタバース銘柄のマーケットキャップは10.5パーセント下落している。
フォーチュン・ビジネスインサイトが掲載するレポートによると、2022年の世界のメタバースの市場規模は234億ドルで27年までに3409億ドルまでに成長するとみられている。
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