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アービトラムブロックチェーン、ソフトウェアバグにより一時停止

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アービトラムブロックチェーン(ARB)は8日、ソフトウェアのバグにより、イーサリアム(ETH)ブロックチェーンへのトランザクションの処理が一時停止した。

この問題は、Arbitrumがスマートコントラクトのガス代を計算する際に発生したものとみられる。

アービトラムはトランザクションをバッチ処理し、収集後に単一のトランザクションでイーサリアムに提出。同プロセスでシーケンサーと呼ばれるものを使用し、トランザクションを収集、注文して、イーサリアムにバッチ処理を行う。しかし、シーケンサーのバグにより、イーサリアムへのトランザクションをバッチ処理できなくなり、トランザクションがメインチェーンで確認されない一時的なバグが発生。

アービトラムファウンデーションeli_defi氏によると、ソフトウェアのバグは、オンチェーンに投稿されていないトランザクションの大きなバックログによって引き起こされ、ネットワークストレスを生じさせたという。現在バグは修正され、ネットワークは正常に動作している。

アービトラムは8日、相互運用プロトコルレイヤーゼロをアービトラム・ノヴァのメインネット上での対応を開始。レイヤーゼロ上でプロジェクトを構築している開発者は、アービトラム・ノヴァへの拡張が簡単になる。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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