グーグルが開発・提供を行う生成系人工知能(AI)Bardは13日にアップデートを実施した。同アップデート画像入力機能を実装され、画像の読み取りが可能となった。Bardは日本語にも対応済みで無料で使用できる。
同アップデートにより、Bardのレスポンスを音声で聞くことができる機能が追加。単語の発音の確認や詩・台本を音読したい場合などへの使用が見込まれる。ユーザーはBardのレスポンスのトーンやスタイルを自分のニーズに合わせて調整が可能でシンプル、ロング、ショート、プロフェッショナル、カジュアルの5つのスタイルから選べる。
生産性を向上させる新機能も4つ追加。1つ目は、Bardとの会話をピン止めや名称変更できる機能で、これによりユーザーは過去のプロンプト(会話の開始点や問いかけ)に再訪可能となる。2つ目は、プログラミング言語パイソンのコードをGoogle Colabだけでなくオンライン 統合開発環境Replitにもエクスポートできる機能。これは、コーディングの効率を上げるための機能だ。3つ目は、Bardのチャットの一部や全部を友人と共有しやすくする機能。最後の機能は、画像をプロンプトに使用できるようにするもので、Google Lensを利用し写真の解析によるユーザーの質問の解決を可能にする。
なお、同機能は競合サービスであるChatGPTの有料プランで使用可能な機能GPT4では、画像入力機能は現在まだ搭載されていない。Bardは、大規模言語モデル(LLM)のPaLM2をベースにしたGoogleの対話型生成AI。同アップデートでは対応言語が40以上の言語に拡大している。Bardの使用には18歳以上のGoogleの個人アカウントを持っていることが条件となる。
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