バイナンスは本日、10銘柄の新しいbStocksトークン化株式ペアの取引を開始する。今回の追加には、アップル、アマゾン、ゴールドマン・サックス、ペイパルが含まれる。
同取引所は6月にbStocksをローンチした。まずサークル・インターネット・グループ、NVIDIA、テスラなど複数の銘柄を上場させた。それ以降、数銘柄ごとにペア追加を順次進めている。
バイナンス、トークン化株式取り扱いを拡大
bStocksは、バイナンスの関連会社であるBTech Holdings Limitedが発行する証券トークンである。これは、株式の直接保有を意味する権利ではなく、実際の株式のパフォーマンスに連動した証明書となる。
各トークンは規制されたカストディアンが保有する対応する米国株式によって完全に裏付けられ、保有者は実株式を所有することなく、価格変動や配当再投資などの経済的利益を享受できる仕組み。
同取引所は7月を通じてbStocksの拡充を継続してきた。コインベースやアルファベット、ロビンフッド、IBM、ノキアなどの企業トークン化株式の追加を行っている。
本日、バイナンスはさらに10銘柄をbStocksとして上場すると発表した。今回の追加には、アップル、アマゾン、アプライドマテリアルズ、ブルーム・エナジー、デル、フルエンス・エナジー、ゴールドマン・サックス、ペイパルに加え、半導体のETFも2本含まれる。
スポット取引およびスポット・アルゴ取引ボットは、本日20時(UTC)に開始する。全10ペアはテザー(USDT)建てで取引可能となる。
スポット上場から1時間以内に、バイナンス・コンバートを介してビットコイン(BTC)やその他対応資産建てでのトークン化株式取引も可能となる。手数料は無料。バイナンスはすべてのbStocks取引ペアについて、2026年8月31日23時59分(UTC)までメイカー手数料を免除する。
利用者はこれまで通り、対象株式の保有分を1対1でbStocksにトークン化でき、変換手数料は発生しない。今回上場される資産の出金は、7月29日21時(UTC)から可能となる。
「bStocksは、流動性リスク、発行体リスク、カストディリスク、仲介リスク、オペレーションリスク、技術リスク、規制リスク、税務リスク、手数料、源泉徴収、譲渡制限、全投資額の損失などの可能性がある」と発表文で警告している。
バイナンスのbStocksプラットフォームは開始から急速に成長し、運用資産残高は15日間で1億ドルを突破した。この拡大は、トークン化株式市場全体の盛り上がりを裏付けている。
中でも生成AIや半導体関連株式が最も急成長する分野として浮上しており、トークン化株式市場に占める割合は過去1年で0.3%から15.5%まで拡大した。
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