国内仮想通貨(暗号資産)取引所取り扱い銘柄BATを提供するブラウザサービスBraveはこのほど、画像・動画検索機能を追加した。BingやGoogleとは独立した画像・ビデオ検索のリリースにより、ユーザーはBraveのインデックスから直接結果が獲得可能で、プライバシーの保護と検閲への耐性向上が見込まれる。
画像・動画検索で同社は以前、マイクロソフト提供のBingのAPIを使用していたが、自社のインデックスから直接画像/ビデオの結果を提供することで、大手テック企業の検閲への対策を強化。
同社はWebの視覚的コンテンツの急増に伴い、ユーザーのプライバシーの保護が一段と重要になっていると指摘。同社の検索機能「Brave Search」は、大手テック企業に検索結果を報告・プロファイリングせずにコンテンツを検索可能にする。Braveは、競合他社のGoogleやマイクロソフトBingに匹敵する品質と独立性を持つ代替手段の提供を目指す。Braveは、他の開発者や企業にサービスを提供するために、独自のSearch APIをリリースする予定。
Braveが提供する仮想通貨BATとは?
Basic Attention Token(BAT)は、ブロックチェーンベースのデジタル広告プラットフォームのトークンで、ユーザーに対してその注目度に応じた公正な報酬を提供する。この報酬体系はBrave Browserを通じて展開され、ユーザーはプライバシーを保ちながら広告の閲覧が可能。同ブラウザーでは、広告をブロックして閲覧することも可能だ。広告主は広告キャンペーンの費用をBATで支払い、Braveはそのうちの少額を手数料として取る。残りはパブリッシャーやユーザーに分配され、中間業者を排除することで費用対効果を高めている。この仕組みにより、広告業界の透明性と効率が向上を図る。
暗号資産トラッキングサイトのコインゲッコーによれば、現在のBATの価格は0.217ドルで前日比4.7%増。24時間の取引高は67.30%増加しており、時価総額ランキング111位となっている。
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