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マイクロソフト、BingとEdgeで高性能AIモデル「GPT-4」無料提供へ

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大手テック企業マイクロソフトは4日、BingチャットボットとEdgeウェブブラウザで、OpenAIの高性能言語AIモデル「GPT-4」へのアクセス提供を近日中に開始することを発表した。BingとEdgeは、マイクロソフトが開発を手がける検索エンジンおよびウェブブラウザ。

マイクロソフトは2月、BingとEdgeでAIツールを導入していた。大きな変更点としてユーザーは今後、GPT-4モデルへの無料アクセスが可能となる。これはOpenAIが月額20ドル(約2,700円)でサブスクリプション提供するChatGPT PLUSのサービスと同じもの。マイクロソフトは以前より、BingチャットボットにおけるGPT-4モデルへのアクセスを提供していたが、これはプレビュー版であったため、限定的だった。

またマイクロソフトは、GPT-4モデルへの無料かつ無制限のアクセス提供だけでなく、マルチモーダル出力、チャット履歴、プラグインのサポートも近日中に開始する。

マルチモーダルとは:
視覚情報、聴覚情報、嗅覚情報など属性が異なる複数データを利用し、統合的に処理する深層学習の手法。これにより、一般的なAIでは対応できないタスク処理が可能となる。

マイクロソフトは1月、OpenAIに対し今後複数年にわたる100億ドル(1.3兆円)規模の投資を決定。両社は事実上、提携関係にある。現在のところ、OpenAIがマイクロソフトに対抗して、サブスクリプションの提供内容を調整するか不明だ。

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Shunsuke Saito
青森県出身。2021年に暗号資産(仮想通貨)投資を開始後、22年よりライターとして従事。国内暗号資産メディアにてライター・編集を経て、23年3月、BeInCrypto(ビーインクリプト)にジャーナリストとして参画。ビットコイン、NFT、PoSノード、DeFiなどへの投資経験を持つ。
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