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ビットコイン価格が急騰、ブラックロック・グレースケールのETF承認への進展相次ぐ

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更新 Shota Oba

ヘッドライン

  • ビットコイン(BTC)価格は24日、一時3万4029ドルを記録し、23日の対円建ての年初来最高値更新に続き、ドル建てでも年初来最高値を更新した
  • D.C.巡回区控訴裁判所が23日、グレイスケールの現物ビットコインETF申請の却下の撤回をSECに対して事実上命じる最終判決を下した
  • iSharesビットコイン現物ETFが24日時点で、ナスダックに金融取引のクリアリングサービスを提供するDTCCのウェブサイトに掲載されている
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ビットコイン(BTC)価格は24日、一時3万4316ドルを記録し、23日の対円建ての年初来最高値更新に続き、ドル建てでも年初来最高値を更新した。本稿執筆時で過去24時間比で13.6%増となっている。D.C.巡回区控訴裁判所は23日、大手暗号資産(仮想通貨)ファンドグレイスケールの現物ビットコイン現物型上場投資信託(ETF)申請の却下の撤回を米証券取引委員会(SEC)に対して事実上命じる最終判決を下した

グレイスケールは、店頭取引(OTC)のGBTCをビットコインETFに転換する申請を21年12月に提出していたが、昨年6月、SECはこの申請を却下。裁判での判決では、グレースケールが既にSEC承認済みのビットコイン先物ETFと同等の商品であるとの「十分な証拠」を出しているとし、SECの決定は一貫性を欠いていると指摘。13日にはSECが再考を命じた裁判裁判勝訴に控訴をしない見通しと報じられていた

裁判所の正式な命令を受け、SECは再びグレースケールの申請を再審査する。グレースケールは19日、ビットコイン投資信託GBTCのビットコインETFへの変換を再申請していた。Coinglassのデータによれば、ビットコインの急騰による仮想通貨市場全体の総清算額は2.7ドルに上り、ショートポジションの精算が80%を占める。これらは今年最大規模の精算額となる。

グレースケールのジェニファー・ローゼンタール氏は訴訟後に報道関係者に対し「GBTCは運営準備が整っており、投資家の利益のために速やかに行動する」と語った。SEC委員ヘスター・ピアースは24日、米報道番組CNBCに出演し、SECがこれまでビットコイン現物ETFを承認してこなかった姿勢に疑問を呈した。

ブラックロックのビットコインETFも承認間近か

世界最大の資産運用会社ブラックロックが6月に申請した「iSharesビットコイン現物ETF」が24日時点で、ナスダックに金融取引のクリアリングサービスを提供するデポジトリー・トラスト・アンド・クリアリング・コーポレーション(DTCC)のウェブサイトに掲載されている。ティッカーシンボルはIBTCとなっている。

ブルームバーグシニアETFアナリストアナリストのエリック・バルチュナス氏は23日、DTCCにビットコインETFが掲載されたのと指摘。「ブラックロックがSECからETFの上場許可をすでに受けているか、仮定をしつつ準備している。ブラックロックはPRなどために掲載しているわけではないだろう」と指摘した。SECは24年1月10日までに、ETFの承認または却下の最終決定を下す必要がある。ブラックロックの広報担当者は報道関係者に対し「提出中の制限があるためコメントはできない」と語った。

金融専門弁護士のスコット・ジョンソン氏によれば、ブラックロックは10月中にファンドのためのシード資金を調達する計画があるかもしれないと、申請書の改訂点を指摘。この場合の資金調達とはビットコインの購入を意味する。

ETFのシードとは、ETF設立時の初期資金調達のことを指す。大手金融機関やマーケットメーカーが初期資金を提供し、その資金でETFが追跡する指数に基づいた銘柄のバスケットを購入する。このバスケットをETF運用会社に提供することで、公開市場で取引するためのETFの株式を受け取る。

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Shota Oba
国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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