トラスティッド

ビットコイン、円建てで史上最高値更新し1000万円を突破

4分
投稿者 Shota Oba
編集 Shigeki Mori

概要

  • ビットコイン価格(BTC)は5日、対円建てで最高値を更新し1000万円を突破した
  • 円安のため、ドル建てでは依然として最高値を時更新していないが一時6万8500ドル台まで高騰し、21年の最高値6万9000ドル更新まで迫っている
  • ビットコイン分析ツールLook into Bitcoinのフィリップ・スウィフト創設者によればビットコインアドレスの損失率はほぼゼロに近い状態で、前回この現象が起きたのは2021年11月だった。
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ビットコイン価格BTCは5日、対円建てで最高値を更新し1000万円を突破した。円安のため、ドル建てでは依然として最高値を時更新していないが一時6万8500ドル台まで高騰し、21年の最高値6万9000ドル更新まで迫っている。市場では過去24時間で4億7300万ドルのポジションが清算された。

BTCチャート

ビットコインは同日には時価総額で銀を抜き、世界第8位の資産となった。マイクロストラテジーの共同設立者兼エグゼクティブ・チェアマンであるマイケル・セイラー氏は、マイナーは2035年までに全ビットコインの99%を採掘することになると強調した。特に1月より登場したビットコイン現物上場投資信託(ETF)の1つであるブラックロックのiシェアーズ・ビットコイン・トラスト(IBIT)が記録的な速さで運用資産額が100億ドルを突破した

ビットコイン分析ツールLook into Bitcoinのフィリップ・スウィフト創設者によれば、現在ビットコインの資金調達率は一貫して高く、デリバティブトレーダーが新たなBTCの最高値を予想してロングポジションに走っている。同氏によればビットコインアドレスの損失率はほぼゼロに近い状態で、前回この現象が起きたのは2021年11月だった

一方で当社ニュース部門の最高責任者アリ・マーチン氏は、4時間チャートでビットコインに売りシグナルを示したTD Sequential指標に注目。2月15日以降、この指標が売りを示唆するたびに、ビットコイン価格は1.5%から4.7%下落したと指摘した。オンチェーン分析プラットフォームクリプトクアントのキ・ヨン・ジュCEOによれば、コインベースにのBTC/USD市場における取引量の支配率が年間最高の53%に達した。コインベースはETFのカストディを複数兼任する

関連記事:ビットコイン価格予測 2024年 / 2025年 / 2030年

著名なビットコインアナリスト、ウィリー・ウー氏は「私たちは強気市場にいると思うか?いや、これは準備運動に過ぎない。完全な基礎に基づく強気市場は、上部の青いレジスタンスの突破によって始まる。青のレジスタンス突破すると、伝統的金融は衝撃を受けるだろう」と述べた。クリプトクアントリサーチ部長のジュリオ・モネロ氏は2月末時点で、ビットコインへの新規資本流入の観点から、サイクルは始まったばかりであると語っていた

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国際関係の大学在籍中に国内ブロックチェーンメディアでのインターンを経て、2つの海外暗号資産取引所にてインターントレーニング生として従事。現在は、ジャーナリストとしてテクニカル、ファンダメンタル分析を問わずに日本暗号資産市場を中心に分析を行う。暗号資産取引は2021年より行っており、経済・社会情勢にも興味を持つ。
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